スマトラの森のフィールド・ワーカーが到着!
2015/08/08

カメラトラップで撮影したスマトラトラ
自然保護室の川江です。
昨日、私たちが熱帯林とトラなどの野生動物の保全に取り組んでいる、インドネシアのスマトラ島の現場から、フィールド・ワーカーが到着しました!
といっても、これ、人間ではありません。
防水カバーのついたカメラです。大きさは豆腐のパッケージくらいでしょうか。
赤外線のセンサーが付いていて、スイッチを入れ、何かがその前を通ると、自動でシャッターが下りる「カメラトラップ」です。

これくらいのサイズです。
これが実は、1年間を通じて、森の中で野生動物や、時には密猟者をウォッチし続け、保護活動の現場を支えてくれている、頼もしい存在なのです。
今回は、8月29日に、東京のWWF事務局で、会員の皆さま向けに開催するイベント「わいるどアカデミー+」で、現物を皆さんに見ていただくため、インドネシアの現場から送ってもらいました。
ちょっと細かい使い方が分からず、目下難儀しているところですが、当日までには、バッチリ動かせるようにしておきますので、ご参加いただける皆さんは、ぜひ楽しみにしていてください!

左はカバーを閉じたところ。右は空けたところ。
単三電池8本で約3カ月頑張ります。
会員向けイベント「わいるどアカデミー+(ぷらす)夏休み親子企画 ~カメラトラップってなに?~」は、現在参加者募集中です。
くわしくはこちらをご覧ください。
たくさんの方のご参加をお待ちしています!