© WWFジャパン

小川で「ガサガサ」観察会!


皆さんは「ガサガサ」を知っていますか?
ガサガサとは、川に入って、足などで水中の生きものを網に追い込んで捕まえることを言います。
先日、東京都内のとある川で、WWFのスタッフやその家族と、この「ガサガサ」を楽しみました。

良く晴れた秋空の下、大人も子どもも、水の中に隠れる小さな生きものたちとしばし知恵比べ。
「大きい魚、捕れた!」
「黒っぽいエビ、お腹に卵がいっぱいある!」
「このヤゴの形、平べったい!」

子ども達の声が上がるたびに、大人も大興奮。
網を片手に、みんなで夢中になって水の中の生きものを探しました。
もちろん、観察を終えた後は、もと居た場所に生きものたちをリリース。

この日、アブラハヤ、ヨシノボリ、クロカワムシ、コオニヤンマのヤゴの他、ジュズカケハゼやホトケドジョウなどの希少な淡水魚も含め、多くの生きものたちの姿を観ることが出来ました。

住宅地を流れる川ですが、周辺住民の尽力による環境改善や在来種の保護により、今も多くの生きものたちが生息しています。
© WWFジャパン

住宅地を流れる川ですが、周辺住民の尽力による環境改善や在来種の保護により、今も多くの生きものたちが生息しています。

昔は身近な場所でもよく見られた淡水魚や水生昆虫たち。
それはまぎれもなく、私たちが次の世代に引き継いでいきたいと願う、自然の姿です。

そんな自然を、大人と子どもが一緒になって見て、聞き、感じて、感動を共有する。
これぞ、観察会の素晴らしさであり、私達がさまざまな観察会を続ける理由です。

今回実施している「田んぼといきもの保全キャンペーン」では、野外での生きもの観察に役立つノートをプレゼントしています。
表紙には撥水加工を施し、淡水魚の図版や同定マニュアル、自然観察のマナーなどなど、このノートには水辺の観察会に役立つたくさんの工夫が凝らされています。

このノートが、自然の世界をより深く知り、生きものと皆さんが仲良くなるための「橋渡し」となることを願っています。

  • さらに表示する
今回初めて「ガサガサ」に参加した人もいましたが、コツを掴んでくると、みんな上手に生きものを探し、網ですくっていました。<br>大人も子ども素敵な笑顔で、存分に自然を楽しみました。
©WWFジャパン

今回初めて「ガサガサ」に参加した人もいましたが、コツを掴んでくると、みんな上手に生きものを探し、網ですくっていました。
大人も子ども素敵な笑顔で、存分に自然を楽しみました。

田んぼと生きもの保全キャンペーン「失われる命の色」 、ご支援のお願い(11月30日まで)

【寄付のお願い】失われる命の色 田んぼの魚たちと自然を守るために、ぜひご支援ください!

この記事をシェアする

企画管理室 ITグループ長
谷野 要

ライフワークは、ITと自然保護を繋げる方法をあれこれ考えることです。

社会人になってからはIT畑一筋。WWFでは、技術書よりも動物図鑑をこよなく愛するIT担当者です。生き物好きの世界に入り込んだのは約40年前。昆虫写真家の海野和男さんの写真に興味をひかれたことがきっかけです。以来、昆虫好きにはじまって、魚・両生・爬虫・鳥・哺乳類と、いろいろな野生動物を観察してきました。趣味は、2000kmを旅するアサギマダラの飛来調査とムササビの観察会。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP