レストランの美味しい食事で、海洋保全!


広報の松岡です。東京の千歳烏山に5月20日にオープンしたばかりの、日本初のMSC・ASC提供レストラン「BLUESEAFOOD」へ食事に行ってきました!

MSC・ASCとは、海の環境や地域の暮らしに配慮して生産された水産物に与えられる、国際的な認証エコラベルで、MSCは「漁業」の認証、ASCが「養殖」の認証です。

日本でも、スーパーなどでの販売は少しずつ普及してきましたが、個人経営レストランでの提供は初めて。

MSCメニューを紹介する松井代表(写真右)と、前田店長(写真左)

メニュー表には8種類ものMSC・ASC認証メニューが並んでいて、日本のレストランでも、こんなに多くの選択肢が出来たことに感動してしまいました。

メニューの内容は、「北海道産MSC認証ホタテ貝柱とアスパラのグレープフルーツマリネ」や、「宮城県産のMSC認証鰹のたたきヨーグルトソース」など、どれもお洒落で独創的。

器や盛り付けも華やかで、味もとっても美味しかったです!

メニュー表。WWFジャパンも、使用する水産物の調達方針についてアドバイスをしています。

代表の松井さんは、WWFジャパンとImpact HUB Tokyoが共同で実施した、持続可能な水産業を支援する起業家を支援する「OCEANチャレンジプログラム」の第1期卒業生でもあります。

約3ヵ月間のプログラム期間中には、先ずはMSC・ASC認証を知らない人にも、「美味しいレストラン」として訪問してもらい、それが認証製品を知ってもらうキッカケになれば、と意気込んでいました。

海の環境や動物を守りながら生産した水産物を認証するMSC・ASCの製品を、消費者が購入・利用することは、生産地の海を守る取り組みの支援に繋がります。

MSC認証北海道産貝柱とアスパラガスのグレープフルーツマリネ

「美味しくて、しかもMSC・ASC」なレストランでの食事を楽しみながら、より多くの方が海の環境保全に関心を持ち、取り組みを応援してくれたら嬉しいです。

みなさんもぜひ、行ってみてくださいね!

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MSC・ASC認証製品を選ぶことは、水鳥やウミガメなどが漁網に誤って絡まったり捕獲されたりして犠牲になる「混獲」を防ぐことにも繋がります。

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マーケティング室(ドナーアドバイザー)
松岡 永里子

学士(国際教養学)。広報代理店、海外WWFのウミガメ保全現場アシスタントを経て、2016年にWWFジャパンの広報メディア担当として入局。2018年より新設の遺贈担当に転向。
動物が好きで、もともとWWF個人会員でした。終活もまずは実践!と28歳で初めて自分の遺言書を作成、何度か書き換えの上、法務局に保管しています。おひとり、おひとりのお気持ちやご事情を伺い、同じ目線に立って相談をお受けしています。初めてでも、大丈夫です!先ずは雑談からでも、安心してご相談ください。

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