©WWFパキスタン

パキスタン緊急支援へのご協力をお願いいたします


皆さんこんにちは。
事務局長の東梅です。

私たちWWFジャパンでは、このたびパキスタンで起きている大規模な洪水に対する支援の呼びかけを開始することにいたしました。

ニュースや新聞でも報道されている通り、パキスタンでは今年6月から続いている大雨によって、インダス川流域で洪水や氾濫が多発。国土の3分の1が水没し、3,300万人ともいわれる方々が、被災されています。

このパキスタンでの災害にあたり、被災された方々に、心からのお見舞いと、亡くなられた方々とそのご家族、ご友人の皆さまにお悔やみを申し上げますと共に、一日も早い救援と復興が、被災地にもたらされることを、スタッフ一同願っております。

今回の支援活動では、WWFパキスタンおよび各国のWWF事務局とも力を合わせ、復興の後押しをしつつ、今後、さらに増加するおそれのある自然災害の再発を防いでいくために、環境保全の観点からレジリエンス(回復力)を高める取り組みをサポートしていく予定です。

皆さまにもぜひ、この問題と、その裏側にある日本とのつながりに目を向けていただきながら、現地で活動するWWFパキスタンの仲間たちの取り組みに、ご支援をいただきますよう、心よりお願いいたします。

©WWFパキスタン

WWFパキスタンが地域の方々と協力して、自然保護活動に取り組んできた活動現場も、深刻な被害を受けました。現地のスタッフからは、こうした現場の写真や動画が送られてきています。

©WWFパキスタン

今回の大洪水は、地球温暖化(気候変動)により、その被害が甚大化したと考えられています。つまりこれは、日本をはじめ、温室効果ガスを出している全ての国にとっても、深いかかわりのある問題ということです。気候変動をくい止めていく活動も、私たちの大事な取り組みの一つです。

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事務局長
東梅 貞義

国際基督教大学教養学部理学科卒業(生物専攻)。英国エジンバラ大学修士号(Master of Science)取得(自然資源管理専攻)
1992年WWFジャパンに入局以降、日本全国各地の重要湿地の保全活動に携わる。
2019年からはシニアダイレクターとして、WWFジャパンが手掛ける地球環境保全活動全般を統括。
2020年7月 WWFジャパン事務局長就任
座右の銘は、Together possible 「一緒なら達成できる」

自然保護に取り組み30年近く。これまでのフィールドは、日本では南は石垣島のサンゴ礁から、北海道の風蓮湖まで、世界ではペンギンの生きる南米の海から、渡り鳥の楽園の黄海、そしてミャンマー・タイの東南アジア最大級の手つかずの森まで。野生生物と人の暮らしが交差する現場で、現地の人々や研究者、グローバル企業、国際機関の方々とご一緒に、自然保護と持続可能な未来を目指して日々取り組んでいます。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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