© James Morgan / WWF-US

平成を振り返り、令和に願うこと


2019年5月1日、31年間続いた平成の時代が幕を閉じ、新たに令和の時代を迎えました。この改元という変化点は私たちに自分が過ごしてきた時代を振り返り、将来のあるべき社会を考える絶好の機会を与えてくれます。

明治が「近代国家への変容」の時代、昭和が「敗戦と奇跡的な復興」の時代と称されるように、後世の人々は「令和」と言う時代をどう特色付けるでしょうか? 日本が民主主義国家である以上、令和の時代像は一握りの政治家や経営者に託すのではなく、私たち国民一人一人が社会について考え、語り合い、実現して行く時代にしてゆくべきと思います。

© WWF / Fabián Caballero

平成はベルリンの壁崩壊に続く東西冷戦の終結という大きな変化とともに幕を開けました。企業はグローバル化して益々巨大化し、BRICsなどの資源の豊かな新興国が経済の牽引役に加わります。人々は大規模無差別テロやインターネット犯罪と言う新しい脅威に不安を覚え、世界各地では自然災害が猛威をふるいました。通信技術や交通インフラの進歩で人々は活動の場を飛躍的に広げることに成功しました。「地球がどんどん小さくなっていく。」そんな錯覚を覚えたのがこの時代の特色ではないでしょうか?

また、平成の時代を経て私たちは以前よりも幸せになったのでしょうか? 次の世代に私たちが引き継いだ社会よりもより豊かで安心して暮らせる社会を引き継いでゆけそうでしょうか? 
私たちの地球が大きな生命体である以上、人間の経済活動や、人口の増加が地球環境に及ぼす影響を正しく理解し、人と自然との新たな関わり方「New Deal for Nature and People」を考え、実践してゆく必要があります。

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© Yawar Motion Films / WWF-US

持続可能な社会は「目指す目標」ではなく、人々が平和に暮らしてゆく最低限の条件です。
令和が世界中から戦争や災害の無い平和な社会となるよう、これからも皆様と協働してゆきたいと思います。引き続きご協力とご支援を宜しくお願い申し上げます。

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局長
筒井 隆司

長年にわたる海外勤務を通じ、世界中の人々が願う平和と繁栄の基盤である地球環境が危機的状況にあることを知り、自分に出来る形で何とか環境保護に協力しなくてはと思いました。戸川幸夫氏の高安犬物語が好きで動物の命ももっと大切にしたいと思います

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