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【動画あり】2020年は地球環境の保全にとって重要な年


11月17日から29日まで、第14回目となる「生物の多様性に関する条約(生物多様性条約)」の会議(CBD COP14)が、エジプトのシャルム・エル・シェイクで開催されました。

1993年に発効したこの条約には現在、約196ヵ国が加盟。約2年ごとにその国々が参加する、締約国会議(COP)が開催されます。
2010年に名古屋市で開催された会議(COP10)をご記憶の方も多いでしょう。

この時のCOP10では、世界の生物多様性を保全するため、各国が2020年までに達成する「愛知目標」が採択されました。

そして、今回のエジプトでのCOP14では、その「愛知目標」の達成に向けたさらなる行動と、2020年以降に世界の生物多様性を保全するための枠組みなどについて、合意が交わされました。

また、2020年までに「生物多様性サミット首脳会談」を開催することが決定されたことも、大きなニュースです。

しかし一方で、自然破壊や地球温暖化、資源の過剰な利用による生物多様性の損失は今も続いています。

実際、WWFが発表した地球環境の状況を明らかにした「生きている地球レポート2018」では、過去40年あまりで地球の生物多様性の豊かさが60%減少したことが示されています。

そして、この損失は社会、経済、生活などにおよび、人間自身の危機にもつながるものです。

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生きている地球レポート2018(Living Planet Report 2018)No.4

生きている地球レポート2018(Living Planet Report 2018)No.5

生きている地球レポート2018(Living Planet Report 2018)No.6

マルコランベルティーニが語る「生きている地球レポート2018」(Living Planet Report 2018)

「愛知目標」を振り返る2020年は、生物多様性の保全に向けた、世界の国々の取り組みの成果が明らかになる1年です。

それが発表されるのは、2020年に中国の北京で開かれる、次の生物多様性条約会議(COP15)。

その開催に向けて残された、これから始まる最後の約1年あまりの間に、私たちにどれだけのことができるのか。
未来はその取り組みにかかっています。(自然保護室 清野)

CBD COP14 の詳細は以下をご覧ください。


企画管理室
清野 比咲子

深海生物や昆虫など人間には思いつかない生きものを知るたびに仕事への意欲をキープしています。ワシントン条約会議で世界の人々の真剣な議論を目の当たりにし、自然保護の醍醐味を味わいました。いまは、地球にダメージを与えない新たな時代の暮らし方を模索し、「環境なくして経済なし」と言い続けています。

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