黄海の生きもの調査に行って来ました


ニーハオ!
黄海エコリージョン支援プロジェクトを担当している東梅です(日本人です)。
中国東北部の遼寧省丹東市の海岸に、干潟の生物調査に行って来ました。

あまり知られていませんが、実はここは、数多くの渡り鳥たちがやってくる、世界的にも重要な干潟です。
今のシーズン、アラスカやロシアから、はるばる渡ってきたハマシギやダイシャクシギといった鳥たちが、数千羽!も集まってきています。

海が満潮を迎えたのは、朝の7時。その後、みるみるうちに潮が引き、沖合数キロにわたる広大な干潟が出現しました。

調査では、この干潟で鳥たちが食べる生物を調べるため、泥を掘り上げてはふるいにかける作業を1日延々と繰り返します。
干潟の広さと回数を考えると大変な!作業なのですが、担当してくれた、省の海洋水産科学研究院の若手研究者の皆さんが、本当にがんばってくださいました。

こうした調査で、この海のどの場所に、生きものたちが何種類、どれくらいいるかを知ることが、干潟の健康度をはかり、またこの海が抱えている問題を知ることにつながります。

詳しくは後日、WWFサイトで報告します。ぜひご覧ください!

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見渡す限りの干潟。鳥も遠くてなかなか見えません…

 

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事務局長
東梅 貞義

誕生日
1965年10月14日
年齢
54歳(2020年7月1日現在)
出身地
岩手県
学歴(年号含む)
国際基督教大学教養学部理学科卒業(生物専攻)(1990年)
英国エジンバラ大学修士号(Master of Science)取得(自然資源管理専攻)(1991年)

職歴
1992年WWFジャパンに入局
日本全国各地の重要湿地の保全活動に携わる。
オーストラリア、ロシア、韓国、中国など、渡り鳥を通して日本の湿地とつながりおある国々のNGOと国際的に交流し、それぞれの重要湿地の保全を相互に支援。
2000年から「黄海エコリージョン国際保全プロジェクト」を立ち上げ、中国と韓国の沿岸域の生物多様性保全活動を支援。
2011年から自然保護室長として、また2019年からはシニアダイレクターとして、WWFジャパンが手掛ける地球環境保全活動全般を統括。
2017年、アジア太平洋地域23カ国のWWFの自然保護室長代表に就任。
2019年、アジア太平洋地域違法野生生物取引対策ハブの設立を主導。
2020年7月 WWFジャパン事務局長就任


なぜWWFに入局したのか
自然環境の保全の現場で仕事をし、環境問題に直接貢献したいと考えていたため。
また、世界のいろいろな人と協力し、国際協力を通じて環境問題に取り組みたかったので。

WWFで成し遂げたいこと
自然生きものの大切さを、一人でも多くの人が、心で、頭で、身体で感じてくれるようになる社会の実現。
そして、毎日の様々な生活の場面で、仕事の局面で、自然と生きものを守り、人間の健康を守り社会の安全を高めるために、一人一人ができる「選択」がある事を知り、積極的に行動できる人々を増やしていくこと。
その実現のために、WWFジャパンのスタッフが一丸となって、世の中に環境問題と生活・仕事とのつながりに気付く機会をより多く提供し、関心を持って多様な方法で参加できるチャンスを増やしていく。そして、多くの人々と一緒に、自然と生きものを守り、回復へ導く「地球環境版・新しい生活様式」を、次の10年で日本に広く根付かせること。

趣味
月の一度の陶芸教室で、花器や皿を作ること、季節の草花を花活けすること、年に数度、国内外の島や遺跡を訪れ、地元の料理を楽しむ旅行へ行くこと
特技
語学(英語、ポルトガル語、中国語)

好きな言葉
If you want to go fast, go alone, if you want to go far, go together.
速く行くなら、一人で行く、遠くまで行きたいのなら、一緒に行く。

尊敬する人
これまでの人生で私に、そして多くの方に、一貫とした姿勢で快く学ぶチャンスを与えてくださる方々を尊敬しています。

座右の銘
Together possible 「一緒なら達成できる」

自然保護に取り組み30年近く。これまでのフィールドは、日本では南は石垣島のサンゴ礁から、北海道の風蓮湖まで、世界ではペンギンの生きる南米の海から、極東ロシアのトラの森、渡り鳥の楽園の黄海、そしてミャンマー・タイの東南アジア最大級の手つかずの森まで。野生生物と人の暮らしが交差する現場で、現地の人々や研究者、グローバル企業、国際機関の方々とご一緒に、自然保護と持続可能な未来を目指して日々取り組んでいます。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

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