黄海の生きもの調査に行って来ました


ニーハオ!
黄海エコリージョン支援プロジェクトを担当している東梅です(日本人です)。
中国東北部の遼寧省丹東市の海岸に、干潟の生物調査に行って来ました。

あまり知られていませんが、実はここは、数多くの渡り鳥たちがやってくる、世界的にも重要な干潟です。
今のシーズン、アラスカやロシアから、はるばる渡ってきたハマシギやダイシャクシギといった鳥たちが、数千羽!も集まってきています。

海が満潮を迎えたのは、朝の7時。その後、みるみるうちに潮が引き、沖合数キロにわたる広大な干潟が出現しました。

調査では、この干潟で鳥たちが食べる生物を調べるため、泥を掘り上げてはふるいにかける作業を1日延々と繰り返します。
干潟の広さと回数を考えると大変な!作業なのですが、担当してくれた、省の海洋水産科学研究院の若手研究者の皆さんが、本当にがんばってくださいました。

こうした調査で、この海のどの場所に、生きものたちが何種類、どれくらいいるかを知ることが、干潟の健康度をはかり、またこの海が抱えている問題を知ることにつながります。

詳しくは後日、WWFサイトで報告します。ぜひご覧ください!

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見渡す限りの干潟。鳥も遠くてなかなか見えません…

 

自然保護室長
東梅 貞義

これまでにウェットランド(湿地)や黄海の保全を担当。現在は各国WWFの保全活動のリーダーたちと連携した取り組みに力を入れています。

自然保護に取り組み30年近く。これまでのフィールドは、日本では南は石垣島のサンゴ礁から、北海道の風蓮湖まで、世界ではペンギンの生きる南米の海から、極東ロシアのトラの森、渡り鳥の楽園の黄海、そしてミャンマー・タイの東南アジア最大級の手つかずの森まで。野生生物と人の暮らしが交差する現場で、現地の人々や研究者、グローバル企業、国際機関の方々とご一緒に、自然保護と持続可能な未来を目指して日々取り組んでいます。

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