[COP10関連] 日本政府代表団とNGOとの懇談会


草刈です。午後8時から、COP10本会議場の3階で、日本政府代表団とNGO(非政府組織)との意見交換会が始まりました。
この意見交換会は、IUCN日本委員会の呼びかけで開かれたもので、COP10会議が始まってから、初めてとなるNGOと議長国政府との意見交換会です。

参加しているのは、環境省と外務省、農水省の主な担当者、そして会議場に集まっているNGOのメンバーです。
WWFや生物多様性条約市民ネットワーク、FoEジャパンなど国内の多数NGOのほか、海外のNGOからも参加があり、英語で議論が進められています。

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NGO側からは、今回の会議の議長国である、日本政府の締約国会議の関与のあり方や、会議後半の閣僚級会合に対し、どのように采配を振るっていくのか、といった質問がありました。

政府側からは、ハイレベル会合については、公式スケジュールの説明があったものの、具体性には今ひとつ欠ける印象。また、新しい戦略計画の中で設定するべき海洋保護区の目標%についても、15%だった目標に対して、政府としては10%と考えている、との説明でした。

見た目にも相当控えめな対応で、道筋が困難と目される議題が多くある中、各国の合意をしっかり取り付けられるのか、NGO側としては、議長国としてのリーダーシップをしっかり日本政府に取ってもらうよう、求めてゆかねばならないようです。

 

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自然保護室 国内グループ所属
草刈 秀紀

日本の自然保護にかかわる法制度の改善をめざす取り組みを行なっています。

子どもの頃から動物が好きで、農業者でもないのに農業高校の畜産科に行き、上京して大学時代に多くの自然団体の会員になりました。野生のエルザのゲームワーデンにあこがれ、32年前に職員になりました。最近は、永田町を徘徊しています。

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