森で見つけたナゾの物体


自然保護室の前川です。
暮らしと自然の復興プロジェクトの支援地域の一つである、福島県の相馬市に向かう途中、福島市小鳥の森に立ち寄りました。

ここは福島市の委託により日本野鳥の会が管理するサンクチュアリ(野鳥の保全公園)で、1983年にオープンしました。

ヤマガラやコゲラなどの野鳥を見ながら雑木林を歩いていると、アカマツの幹に不思議な物体が付いているのを発見。
直径1センチくらいで、表面は赤茶色で光沢があります。触るとかたく虫の蛹ではないようです。ヤニが浸み出して固まったものでしょうか?

よく見ると、近くには別の物体も付いています。色は白く変わり、しわくちゃになっていますが、どうやらこの赤茶色の玉のその後の姿のようです。

レンジャーの方に尋ねたところ、謎の物体の正体が分かりました。

ヒトクチタケと言うキノコだそうです。
一口茸とは美味しそうな名前ですが、サルノコシカケの仲間で、食べることは出来ないそうです。

通常、枯れて間もないアカマツに生えるキノコですが、元気のない松にも生えることがあるそうです。

福島市小鳥の森はカタクリの群生地でもあるとのこと。春先の賑やかな時期にまた訪れたいと思います。

 

不思議な物体の正体は?

生長した姿はサルノコシカケのミニチュア版

小鳥の森は冬の装いです

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自然保護室 海洋水産グループ所属
前川 聡

ASC認証にかかわるプロジェクトを主に担当しています。

日本各地の漁師町を訪ねては、持続的な養殖や漁業の推進のために関係者の方々と話し合いをしています。道すがら、普段はなかなか見ることができない風景や鳥を見つけては、一人ほくそえんでいます。もちろん、新鮮な魚介とお酒も! 健康診断の数値が気になるAround Fifty

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