環境に優しい地域をつくるには?鳴門でのプロジェクト進行中


こんにちは! 温暖化担当の市川です。
6月に私たちの新たな自然エネルギーのプロジェクトが始まった徳島県鳴門市に行ってきました。

プロジェクトでは、地域の風土(自然環境+社会環境)に馴染んだ形で、自然エネルギーを広げてゆくことを目指しています。

そのために目下、自然エネルギーの導入に適した場所を見つけ出し、分かりやすく地図化する「ゾーニングマッピング」をやっています。

鳴門といえばこの海です!

これは、自然エネルギーの潜在量や、自然エネルギー開発に適した場所、不適切な場所に関する情報など、さまざまな情報を重ね合わせていくものです。

鳴門市と地域の関係者の方々との検討会は、今回で3回目。この中ではまず、開発を「避けるべき場所」を考えてきました。

「避けるべき場所」とは、法律で開発が禁止されている場所だけではありません。

検討会のメンバーの皆さん

鳴門市が描く「街の将来像」において重要な場所、例えば地域固有の自然環境や文化財のある景観なども、開発には配慮が必要な場所です。

多くの場合、こうした開発の可否には明確な線が引きにくく、地域の価値観によっても判断が変わることがあります。ですから検討には、地域関係者の参画が欠かせません。

地域を知る関係者が中心となり、考えることで、地域の実態に合った自然エネルギーの導入「適地」を見つけていくのです。

地域環境に負担にならないような持続可能な自然エネルギーの導入は、実現すれば、温暖化の抑止に貢献するだけでなく、化石燃料費の高騰による地域経済の負担軽減にもつながります。

地域の方が参加して、情報を集め、地元に合ったプロジェクトを組み、地球にも優しい街作りを進めてゆく。鳴門市での関係者の頑張りが、これからどのような形になってゆくのか、またご報告いたします!

ベートーベンともご縁が...

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自然保護室 気候・エネルギーグループ所属
市川 大悟

学士(農学)
準学士(機械工学)
高等専門学校で機械工学を専攻後、大学で環境学を修了。卒業後は工学分野の知識を活かし、環境分野とも関わりの深いエネルギー分野のエンジニアを経て、2012年にWWF入局。以降、再生可能エネルギーのプロジェクト担当者として活動。

子どもの頃にどっぷり遊び漬かった田舎の原風景。その自然をこれからも残したいと考えてWWFに。元は畑違いのエンジニアですが、逆に培った工学の経験と環境の知識を糧に、エネルギー面から環境問題の解決に貢献したいと考えています。主な活動は、地域での再生可能エネルギーの導入を手助けすること。モデルプロジェクトの組成や、合意形成の援助、国の制度を変えるための政策提言などを行っています。
人と自然が共存できる社会を、皆さんにお見せできるよう、これからも頑張っていきます!

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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