7/5,6開催:農業×再エネを学ぼう!ソーラーシェアリングフェスティバル in 東京
2025/06/25
気候変動問題の解決に向けて、CO2を排出しない太陽光や風力などの再生可能エネルギーの普及拡大がいま必要とされています。他方、その導入においては、自然環境に影響を及ぼさないことが求められています。
そのなかで昨今注目されているのが、農地の上に設置する太陽光発電、通称「ソーラーシェアリング」です。既存の農業生産を維持しながら発電できる特徴にくわえ、既に人の手が入った農地に設置することから、新たに自然に手を入れる必要がなく、 環境負荷が小さい利点があります。

7月5,6日の2日間にわたり、このソーラーシェアリングの取組みを学び、実践者と交流を深めるイベント(全国大会)が東京で開催されます。先駆的な国内外の事例紹介はもちろん、研究者等による発表 も予定されており、深くこの取り組みを学ぶ良い機会となります。
イベントの参加は無料で(※懇親会は有料)、事前登録が必要になります。申込先は以下のリンクの特設ページ内にあります。
https://solar-sharing.jp/eventseminar/6465/
ソーラーシェアリングは、これまで国内に導入された太陽光発電のまだ1%未満で、まさにこれから伸びていく新しい取組みとして期待されています。なお、現在WWFジャパンでも、福岡県の農業者と協力してこのソーラーシェアリングの実例づくりに取り組んでいます。
是非、年に一度きりのイベントに参加して、多くの農業者の方による実際の脱炭素の取組みと勢いを感じてください。当日は、農業者による農産物の出店等もあるそうです!
(気候・エネルギーグループ 市川大悟)