『アースアワー2018』開催 地球温暖化のない未来に向けて 世界の願い一つに


2018年3月24日、WWFが主催する国際環境イベント『アースアワー(Earth Hour)』が実施されました。世界各国、各地の町で、それぞれの時間帯の午後8時30分から9時30分までの1時間、照明を消すことで、「地球温暖化を止めたい」「地球の環境を守りたい」という意思を、たくさんの人が示すこのイベント。2018年は188カ国から参加があり、消灯の輪が地球をぐるりと一周しました。また、日本では東京、横浜、広島をはじめ、各地でイベントが開催されました。

188カ国が参加!2018年のアースアワー

世界中の人々が、毎年、同日同時間に電気を消すアクションのリレーを通じて「地球の環境を守りたい」という想いを示すイベント『アースアワー(Earth Hour)』。

2007年にWWFオーストラリアで始まったこのイベントは、年々規模を拡大し、2018年には全世界で188の国と地域から参加がありました。

午後8時30分からのアースアワーを最初に迎えたのは、日付変更線近くに位置する南太平洋の島国サモア。

アゼルバイジャンでの消灯イベント

そこから地球をぐるりと一周する形で消灯に参加した主な施設は、ロンドンのビッグベン、パリのエッフェル塔、シドニーのオペラハウス、エジプトのピラミッドをはじめ、コロッセオ、クレムリン、タイペイ101、ブルジュハリファ、など、多数にのぼりました。

これらの代表的なモニュメントや、各都市では消灯はもちろんのこと、自然エネルギーを活用したコンサートやイベントなども開催されたほか、さまざまな環境活動をテーマにした取り組みも展開されました。

ドイツ、ベルリンのブランデンブルク門で行なわれたイベントの様子

日本でのアースアワー

日本でも、東京スカイツリー®や東京タワー、東山スカイタワー、通天閣、平和記念公園(原爆ドーム、原爆の子の像、祈りの泉)など約1000カ所のモニュメントや施設、オフィスなどが消灯。

また東京、横浜、広島の三都市では、各地域の関係者の皆さまのご協力のもと、WWFジャパン主催の消灯イベントも開催されました。

Earth Hour 2018で消灯した東京スカイツリー(R)と東京タワー

吾妻橋から見た東京スカイツリーの消灯

横浜の大桟橋より。みなとみらいの消灯

東京駅も消灯しました

東京タワーの消灯

横浜の日本丸の消灯

広島での消灯イベント。原爆ドームも消灯

各イベントの様子の詳細は、後日改めてご報告いたします。

なお、2018年のアースアワーは日本時間の3月25日夕刻、南太平洋のクック諸島を最後に終了しました。

今回のイベントにご参加くださった皆さま、開催にご尽力をいただいた関係者、ボランティアの皆さまに、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

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