WWF・ブリヂストンびわ湖生命の水プロジェクト


「WWF・ブリヂストンびわ湖生命の水プロジェクト」は、2004年9月に、WWFジャパンと株式会社ブリヂストンが共同でスタートしました。
これは、琵琶湖流域の水環境を地域市民、行政、企業が一体となって守り、失われつつある、水をめぐる自然と人との関係を取り戻すことを目指した取り組みです。プロジェクト開始から2007年度までは、琵琶湖博物館うおの会の活動をもとにした琵琶湖お魚ネットワークの一員として、琵琶湖の湖東地域で活動を展開。その後は、湖東・湖北地域におけるブリヂストン彦根工場の社員の皆さんによる自然観察会の開催や、地域の自然観察会の支援活動を柱に、琵琶湖流域全体の保全活動への支援も行ない、2010年までその取り組みは継続されました。

201004biwako18.gif

ブリヂストン彦根工場を拠点とした自然観察会

柱となる活動は、ブリヂストン彦根工場を拠点とした、自然観察会の開催や調査活動です。湖東・湖北を中心とした流域河川で、社員の方々が水辺の生き物の観察と調査を実施するとともに、工場周辺の自治体などが主催する観察会や調査を支援する活動も行ないました。
地道な活動を継続した結果、地域住民並びに従業員やその家族、各々の中に地域環境を大切にする意識が芽生え、工場の環境改善活動をはじめ地域における各種の環境活動に主体的に参加する仲間が年々増えていきました。

活動実績

このプロジェクトが立ち上がった2004年には、映像作家の今森光彦さんの協力により、DVD『里山日誌』(小学館)の上映会を開き、工場の皆さんと琵琶湖流域の自然環境についての学習会を行ないました。

2005年1月には、工場の皆さんによる第1回の自然観察会を実施。4月からは、琵琶湖博物館うおの会や地域の多賀町立博物館のサポートを受けながら、参加対象を地域の方々にも広げて、自然観察会を開催しました。
2006年には地域の皆さんとともに環境シンポジウムを開催。2007年からは、地域の皆さんが主催する自然観察会を支援する活動も始まりました。

2009年には主催、支援も含めて年間9回の自然観察会に関わるなど、継続的な湖東・湖北地域の貴重な生物多様性の保全活動を継続しました。 

自然観察会と調査の意義

琵琶湖流域の湖東・湖北地域の上流域は、アユやビワマスのように、琵琶湖に流れ込む川を遡上し、産卵する、まるで湖を海のように利用して回遊する魚類が生息しています。

また、鈴鹿山系からの豊富な湧き水があり、タカハヤ、カジカなど、きれいな水に生息する在来種による生態系が広がっています。

ところが、こうしたきれいな水環境の生態系は、気候変動や外来生物の進入があれば、たちまち崩れてしまいかねない、微妙なバランスの上に成り立っています。

WWF・ブリヂストンびわ湖生命の水プロジェクトでは、この脆弱な生態系のモニタリングと保全を目的として、清流芹川を中心に、湖東・湖北近辺の中上流域に焦点を当てて、自然観察会を開催しつつ調査活動を行なってきました。

調査からわかったこと

1)在来種の生物多様性の確認

現在のところ、調査活動が行なわれた川の流域には、タカハヤ、カジカなどの清流域を好む魚をはじめ、古くからこの地域に生きる在来の魚種が生息しているほか、多くのホタルが観察できるなど、生物が生息する好条件を備えた場所が多々あることが確認されました。

また、これらの川には、季節に応じてヨシノボリやアユなどが琵琶湖から遡上していたことから、魚類の自然で健全な回遊が行なわれていることが、明らかになりました。この結果から、現在も在来種によって構成される生態系と、生物多様性が存続していることが確認されました。 

2)外来種の脅威の確認

WWF・ブリヂストンびわ湖生命の水プロジェクトのモニタリング調査によって、発見生息数は少ないものの、調査活動を行なった流域にオオクチバス、ブルーギルなどの特定外来生物が、徐々に定着しつあることが観察されました。

この結果、今後のこの地域の在来種による脆弱な生態系が、外来生物によって崩壊する可能性が認められ、継続してモニタリングと防除を行なっていく必要があることが明らかになりました。

201004biwako05.jpg

豊かな自然が広がる琵琶湖の風景

201004biwako15.jpg

芹川での観察会

201004biwako09.jpg

芹川のタカハヤ

201004biwako11.jpg

カジカ

201004biwako14.jpg

大田川での観察会

201004biwako08.jpg

ヨシノボリ

調査からわかったこと Q&A

Q1:調査活動場所はどこですか?

A1:主な調査活動域は、琵琶湖流域の東岸の北よりで、鈴鹿山脈から平野にいたる地域が調査対象地域となっています。琵琶湖流域の呼び名では、湖東・湖北地域と言われる地域です。これらの地域の河川及び農業水路を中心に調査をしてきました。湖東地域では、芹川水系、犬上川水系、宇曽川水系、野瀬川で観察会が行われました。湖北地域では、田川水系でのべ6回の観察会が行われました。

Q2:何回くらいお魚の自然観察会が開かれましたか?

A2:WWF・ブリヂストンびわ湖生命の水プロジェクトが、主催もしくは地域支援として関わってきたお魚観察会は2005年~2009年の間で計23回にもなります。湖東地域はのべ17回、湖北地域のべ6回の観察会が開かれました。
2005年は3回、2006年は2回、2007年は3回、2008年は6回、2009年は9回行なわれてきました。プロジェクト全体ではお魚観察会以外にも、ホタルやトンボの観察会やシンポジウムなどの水環境保全にかかわるイベント活動が行なわれました。

Q3:川の上流域、中流域、下流域、どこを主に調べたのですか?

A3:主に川の上流域を中心に主に12の地域で調査してきました。琵琶湖の水面は、海抜80mの標高に位置しています。これを基準に考えると、川の下流域である標高80~100mの場所では、3地域で調査を実施してきました。河川区分では中上流域に相当する標高100m以上の地域では、9地域で調査を行ないました。

201004biwako01.gif

グラフ:主な調査地域の標高

Q4:何種類のお魚たちと出会えましたか?

A4:5年間のお魚観察会を通じて観察できたお魚の種類は、およそ次の22種類です*。ニゴロブナ、メダカ、アカザ、アジメドジョウ、アブラボテ、カジカ類、アマゴ、タカハヤ、アブラハヤ、モツゴ、フナ類、ドジョウ、シマドジョウ、ナマズ、ドンコ、アユ、ヨシノボリ類、オイカワ、カワムツ、カワムツやオイカワのこども、タモロコ、ヌマチチブ、ブルーギル、オオクチバスです。これは琵琶湖の周辺に生息する全魚種の約4分の1に相当します。
(*注:現場で種を見分けるのが難しいフナやヨシノボリについては、便宜上、フナ類を1種、ヨシノボリ類を1種と数えています。)

Q5:どのようなお魚とたくさん出会えましたか?

A5:下のグラフは、観察会を通じて観察できたお魚ごとに、調査した場所のうち何カ所で見られたかを示すグラフです。もっともたくさん出会えたお魚は「カワムツ」と「ヨシノボリ類」です。カワムツはのべ19カ所で出会えました。また、ヨシノボリ類はのべ17カ所で出会えました。カワムツやヨシノボリといった、もともと生息している魚(在来種)が今でも各地に生息しているということは、豊かな自然環境が残っていることを意味します。さらに、琵琶湖流域では希少となってしまったお魚(絶滅危惧種)が発見されました。その一方で、外来生物もみられました。

201004biwako10.jpg

カワムツ

201004biwako06.jpg

外来魚のブラックバス

グラフ:出現地点数のお魚ランキング

 

Q6:希少なお魚たちと出会えましたか?

A6:16種もの魚と出会うことができました。絶滅危惧種のリストをレッドリストといい、環境省や滋賀県などが、それぞれ国レベル、県レベルで作成していますが、これに記載されている魚が、お魚観察会でも確認されました。環境省のレッドリストに登録されている魚種で確認されたのは、ニゴロブナ、メダカ、アカザ、アジメドジョウ、アブラボテ、アマゴ、カジカの7種類。ただし、ニゴロブナは本来の生息地である琵琶湖の湖内から離れていたので、それを除くと6種です。
また、滋賀県のレッドリストに登録されている魚種は、メダカ、アブラボテ、モツゴ、カジカ、アジメドジョウ、アカザ、タカハヤ、ドンコ、ドジョウ、ギンブナ、ニゴロブナ、アブラハヤ、タカハヤ、ナマズ、アマゴ、アユの16種類にのぼりました。ニゴロブナを除いても15種類もの絶滅が心配されるお魚たちと出会えました(表1)。

表1 プロジェクトで生息が確認された魚種とレッドリストのカテゴリー
絶滅危惧種環境省レッドリスト滋賀県レッドリスト
ニゴロブナ 絶滅危惧ⅠB類(EN) 要注目種
メダカ 絶滅危惧Ⅱ類(VU) 絶滅危機増大種
アカザ 絶滅危惧Ⅱ類(VU) 希少種
アジメドジョウ 絶滅危惧Ⅱ類(VU) 希少種
アブラボテ 準絶滅危惧(NT) 絶滅危機増大種
カジカ類 準絶滅危惧(NT) 希少種
アマゴ 準絶滅危惧(NT) 要注目種
タカハヤ   要注目種
アブラハヤ   要注目種
モツゴ   希少種
フナ類   要注目種
ドジョウ   要注目種
シマドジョウ   要注目種
ナマズ   要注目種
ドンコ   要注目種
アユ   分布上重要種
絶滅危惧種(爬虫類)環境省レッドリスト滋賀県レッドリスト
ニホンイシガメ 情報不足(DD)  

Q7:特定外来生物は発見されたの?

A7:ブルーギルとブラックバス(オオクチバス)が確認されました。この2種は、環境省に悪影響の大きい魚種として、特定外来生物に指定されています。
5年間のお魚観察会では、太田川や芹川という琵琶湖水系では比較的上流域で環境省指定の特定外来生物であるオオクチバスが確認されました。琵琶湖の湖岸に多く生息し、上流には少ないと考えられていたオオクチバスが、上流域で確認されたことは、その下流域すべてでオオクチバスの悪影響を受ける可能性を示しています。そのため、観察会の結果は、数十年でオオクチバスが急速に生息地拡大をしていることを示し、さらに生息地を広げる可能性を示す科学的に貴重なモニタリング結果になりました(表2)。

表2 プロジェクトで生息が確認された外来生物(可能性のある種を含む)
ヌマチチブ 国内の別の地域から、もともといなかった地域に持ち込まれた国内外来生物。外来生物法で規制されていない。
ブルーギル 外来生物法の特定外来生物に指定
オオクチバス 外来生物法の特定外来生物に指定
外来シジミの可能性ある個体 外来生物法の要注意外来生物に指定
シナヌマエビの可能性のある個体 海外から入ってきた国外外来生物。外来生物法で規制されていない

Q8:つまり何がわかったの?

A8:WWF・ブリヂストンびわ湖生命の水プロジェクトが関わってきたお魚観察会の場所が、「絶滅危惧種が生息し、外来種が少なく在来種による『生物多様性』が維持されており、琵琶湖流域でも貴重な場所であること」を確認することができました。

その一方、これらの貴重な場所が、「外来生物の侵入による生態系の破壊の危機に瀕していること」も判明しました。

201004biwako17.jpg

美しい芹川の上流域

201004biwako07.jpg

外来魚のブルーギル

琵琶湖の流域全体を対象とする保全活動への支援

琵琶湖流域では、市民の環境意識が高く、市民により、自然観察会や調査といったモニタリングによる保全活動が各地で行なわれています。

しかし、市民が継続的に流域の生態系をモニタリングするためには、環境情報の共有と、流域各地での活動の拠点となる施設の存在が重要となります。

そのため「環境の情報のネットワークを持ちつつ、流域各地域での環境保全活動の拠点を形成すること」が、現在の琵琶湖流域の保全活動に必要な「社会システム」と考えられます。

そこで、WWF・ブリヂストンびわ湖生命の水プロジェクトでは、流域全体を見据えたモニタリング調査や、その継続に必要な施設間の環境情報のネットワークを構築するため、次のような支援を行ないました。

1)市民による魚類モニタリング調査ネットワークへの支援(琵琶湖お魚ネットワーク)

琵琶湖流域の魚類の分布について、琵琶湖博物館うおの会の統一マニュアルを使い、市民参加によって魚類調査データを集めることを目標として、2005年から2007年にかけて構築されたネットワークが、琵琶湖お魚ネットワークです。

琵琶湖博物館うおの会を事務局として、ボテジャコトラストや琵琶湖を戻す会、滋賀県立大学などの大学院生らが中心となって、市民による魚類調査活動を普及してきました。WWF・ブリヂストンびわ湖生命の水プロジェクトでは、地域住民らによるこの活動を支援してきました。

2005年から2007年まで支援が続けられ、その間だけでも、琵琶湖お魚ネットワークは、総計1万1,700地点ものデータを集めました。集まったデータからは、外来生物の分布状況など、保全政策に重要な情報が得られたということが、琵琶湖お魚ネットワーク交流会などで報告されました。(ページ下参照)

その成果は、2009年に、滋賀県立琵琶湖博物館でも展示されました。

なお市民による魚類調査を通じての保全活動は、琵琶湖お魚ネットワークとしての活動終了以降も、「だれでもどこでもお魚調査隊」として、琵琶湖博物館うおの会が主体となって引き続き行なわれることになりました。

 

2)琵琶湖流域における保全活動拠点施設ネットワーク形成への支援(環境と科学のフェスティバル実行委員会)

琵琶湖流域は、国際的な湿地保全条約「ラムサール条約」の登録地であり、世界でも貴重な自然が残っている地域です。

ラムサール条約のガイドラインには、流域レベルの自然生態系の変化を継続的にモニタリングして、保全活動に応用していく方法が望ましいとあります。市民が流域レベルのモニタリングを続けるには「各地域に保全活動の拠点があり、さらに、拠点施設間に環境情報の連携があること」が重要となります。

そこで各地域の博物館など拠点施設の連携を促すことを目的に、関係者らの有志により「環境と科学のフェスティバル実行委員会」が構築され、本プロジェクトの資金的な支援によって、2008年と2009年に「環境と科学のフェスティバル」が開催されました。拠点施設の担当者が一つの場所に集まり、自然科学と環境をテーマとした、親子向けの展示・実験・体験ワークショップを実施しました。

また、各館のさらなる連携を目指して、タンポポ調査にも取り組むなど、参加施設の環境情報ネットワークの展開も見られました。

この取り組みには、以下の3つの利点があります。

  • 多くの市民が環境と科学を体験し楽しみながら学べる
  • 拠点施設の専門性を生かした体験イベントを通じて各地域の拠点施設の認知度が上がる
  • 異なる専門をもつ施設関係者間の円滑な環境情報共有ネットワークが構築される

こうした専門性を超えた環境情報ネットワークは、例えば、植物を専門とする拠点施設でも、魚類の質問や情報が入れば、すぐにネットワークを介して、魚類を専門とする拠点施設へ助言を依頼することが可能となります。

つまり、各地域拠点は専門性を超えた環境問題のモニタリングに対応できるようになり、流域レベルでの継続的な市民モニタリングへの貢献が期待でるのです。

201004biwako16.jpg
201004biwako04.jpg
201004biwako03.jpg
201004biwako12.jpg
201004biwako13.jpg
201004biwako18.jpg
201004biwako19.jpg
201004biwako21.jpg
201004biwako20.jpg

地図:琵琶湖お魚ネットワーク調査地点(2005年~2007年)

201004biwako30.gif

WWF・ブリヂストンびわ湖生命の水プロジェクト 活動実績一覧

2005年

イベント名実施日内容参加者数場所
自然(お魚)観察会 2005/1/22 彦根工場脇の水路を観察地として、47名が参加して水生生物の採集、整理を実施しました。「琵琶湖博物館うおの会」より5名の指導員を迎え、事前の説明や採集されたたくさんの水生生物についての解説が行なわれました。 47 工場周辺水路
2005/3/26 指導員5名を迎え、彦根工場から50名が参加し、工場東側の水路と太田川にいる魚の調査を実施しました。調査前には指導員から『魚つかみの 楽しみ方』ハンドブックについて説明を受け、調査後には採った魚の特徴や名前を調べて調査票に記入しました。 50 太田川
2005/4/2 琵琶湖子ども体験教室実行委員会、琵琶湖博物館うおの会、琵琶湖お魚ネットワークとの共催により、多賀町立博物館にて開催しました。指導員7名を迎え、彦根工場より38名、一般より20名(うち子どもたちも多数)が参加して、太田川上流の調査を実施しました。 52 多賀町
第1回琵琶湖お魚ネットワーク交流会 2005/2/27 琵琶湖お魚ネットワーク等と合同で、琵琶湖博物館にて開催。琵琶湖の環境保全に取り組む各団体による活動のパネル展示、琵琶湖お魚ネットワークの今後の取り組みについての説明や、写真家による講演会が行なわれました。また、会場では『魚つかみの 楽しみ方』ハンドブックが配布されました。 琵琶湖博物館
彦根市環境フォーラム 2005/10/10 彦根市との共催により、彦根市文化プラザ周辺にて開催しました。ブリヂストンや彦根工場の環境活動を紹介するパネル展示、彦根市環境マップの作成、野瀬川でのお魚つかみ体験、彦根工場のエコツアーなどを行い、約2000人の彦根市民に来場いただきました。 彦根市生活環境課共催(450人) 文化プラザ

2006年

イベント名実施日内容参加者数場所
自然(お魚)観察会 2006/7/22 多賀町立博物館と合同で、太田川で水生生物観察会を開催しました。彦根工場の従業員やその子どもたちも参加しました。 50 太田川
2006/8/12 多賀町立博物館と共催で、芹川の上流部で自然観察会を開催しました。親子34人が参加。水温14℃の清流に、カジカ、タカハヤ、カワムツ、サワガニ、ヤマサナエやヘビトンボの幼虫などが見られました。 34 芹川
第2回琵琶湖お魚ネットワーク交流会 2006/2/26 琵琶湖お魚ネットワークが活動を開始してから1年が経過し、調査活動や観察会などのイベントに参加頂いた方々に感謝の気持ちを伝えるために、琵琶湖お魚ネットワーク等と合同で開催しました。活動内容のパネル展示や同ネットワークに集まった4,000枚の調査票をまとめたデータが報告されました。 琵琶湖博物館
太田川の自然・環境・ひと 企画展 2006/7/19~8/15 多賀町立博物館と合同で、「太田川に何が見えますか?」と題したシンポジウムやパネル展示を行いました。 多賀町博物館共催(3000人) 多賀町博物館
湖東地域環境シンポジウム 活動紹介パネル展示 2006/10/22 湖東地域環境シンポジウムを共催しました。彦根市主催の「彦根市市民環境フォーラム」では、基調講演を行ない、琵琶湖の貴重な生態系を守るために行政や市民や企業が協力して活動することの意義について紹介しました。
また、ワークショップ「子どもの頃の感動をもう一度~描こう夢のお魚マップ~」では、参加者が子供だった頃の琵琶湖の魚の記憶を掘り起こし、今守りたい場所を理由と共に地図に記録し、過去の貴重な知見が集まりました。他にも、パネルの展示を通して、活動の紹介をしました。
環境フォーラム湖東主催(2000人) 彦根市

2007年

イベント名実施日内容参加者数場所
自然(お魚)観察会 2007/7/21 琵琶湖の北東部に位置する滋賀県虎姫町大寺で観察会を実施し、地域の自治会とブリヂストン彦根工場社員が参加しました。大寺本町に広がる田んぼの水路に入り、魚つかみを行い、ゴリ、ドンコ、カワムツ、ボテなどの魚が観察されました。また二枚貝やタニシ、カワニナ、ヤゴなども見つけることができ、貴重なデータが集まりました。 50(地域子ども会共催) 虎姫町大寺
2007/7/28 多賀町立博物館と共催で、犬上川上流で水辺の生き物観察会を実施しました。タカハヤをはじめ、アジメドジョウやカワムツをとることができ、カジカガエルやサワガニ、トビケラの幼虫、カワトンボのヤゴなど渓流にすむ生き物にも出会うことが出来ました。また、投網では、アユ、アマゴ、アカザなど渓流に住む様々な魚を見る事ができました。 15 犬上川
2007/8/4 多賀町立博物館と共催で、芹川上流での水辺の生き物観察会を実施しました。暑さも和らぐ中、親子が一緒になって川の中にどんな生き物がいるか調べました。ヤゴやイモリに出会えたほか、ドジョウ、シマドジョウ、ドンコ、タカハヤ、カワムツといった魚が観察できました。 15 芹川
第3回琵琶湖お魚ネットワーク交流会 2007/2/25 琵琶湖お魚ネットワーク等と合同で、彦根工場の活動のパネル展示、WWFが製作した初公開映像「淡海と生きる~琵琶湖~」というタイトルのドキュメンタリー映像の上映を行いました。また、来場者に「琵琶湖お魚ネットワーク報告書」が配布され、2年間のお魚調査で集めたデータの報告がありました。 琵琶湖博物館
多賀大社 エコ・ロハス 活動紹介パネル展示 2007/4/5~4/15 多賀大社(多賀町)で開催された狂言イベント「多賀大社桜狂言」の中のプログラムの一つとして、しだれ桜が満開となった多賀大社の境内にて、地元の団体や企業と一緒にパネルを展示し、多くの来場者の方々に注目していただきました。
トンボの企画展「トンボのめがねは何色めがね?」 2007/9/8~10/14 多賀町立博物館において滋賀県に生息するトンボについて標本や美しい写真を用いて展示し、トンボの生態や生息地となる水辺の現状を行いました。また、メガネサナエの成虫と幼虫の大きな模型やトンボ3種の巨大昆虫写真パネルなども展示され、来館者の注目を集めていました。 多賀町立博物館共催(2500人) 多賀町立博物館

2008年

イベント名実施日内容参加者数場所
自然(お魚)観察会 2008/5/18 琵琶湖の北東部に位置する滋賀県虎姫町大寺で、地域の自治会と一緒にブリヂストン彦根工場社員が観察会を実施しました。大人と子どもが一緒になって田んぼの水路に入り、魚つかみを行いました。メダカ、ドンコ、モロコ、ヨシノボリ、ドジョウなど、たくさんの魚が観察され、子ども達の元気な声が響きわたっていました。 60(地域子ども会共催) 虎姫町大寺
2008/6/15 ブリヂストン彦根工場敷地境界の多賀町側水路そばで地域住民並びに彦根工場従業員・その家族を対象としたホタル観察会が行なわれました。工場の近くにホタルが生息できる場所があることに驚きつつ、地元では有名なホタル博士の説明のもと、参加者はゲンジボタルが青く発光しながら飛び交う幻想的な光景に目を奪われていました。 63 土田
2008/7/12 琵琶湖東部に位置する豊郷町吉田区で生き物観察会を実施しました。お魚博士から岩倉川の自然について説明を受けた後、子ども会・スタッフ総勢50名で調査会を始めました。工場長をはじめ参加者一同奮闘し、カワムツ・ヨシノボリなどを皆で観察しました。 50(地域子ども会共催) 豊郷町吉田
2008/7/21 琵琶湖北東部に位置する長浜市八島で生き物観察会を実施しました。この地域(姉川中流域)は特に豊富な在来種が生息している地域で、アユやカワムツなどが観察できました。子どもたちは身近なところにたくさんのお魚がいることに驚きながら、元気に観察会を楽しんでいました。 60(地域子ども会共催) 長浜市八島
2008/7/21 虎姫町大寺子ども会との自然観察会を実施し、子ども会・スタッフ総勢40名が参加しました。大寺子ども会との観察会は3度目で、今回は子ども会で予めお魚流域マップが準備されており、地元のお魚を皆で調査し守っていこうという気持ちが感じられました。 40(地域子ども会共催) 虎姫町大寺

2008/8/2
ブリヂストン彦根工場敷地そばの芹川で自然観察会を実施しました。50名近くの参加者は、実際に目で見て、手でさわって、自然と触れ合いながら、自分たちの身近な川にはどんな生き物が住んでいるかを観察していました。今回の観察会では、アユやカニ、そしてカメなど、芹川の生態系の縮図とも言えるほど、数多くの生き物を見ることができました。 48 芹川
琵琶湖の生き物企画展 2008/7~8 多賀町立博物館ギャラリーにて、企画展「琵琶湖の生き物大集合」を実施しました。琵琶湖に生息する生き物や琵琶湖と人との関わり、琵琶湖と多賀町の関係についての紹介や琵琶湖の主、ビワコオオナマズの展示を行い、約4000人が来場しました。 多賀町博物館共催(4000人) 多賀町博物館
博物館による環境と科学のフェスティバル 2008/8/3 滋賀県にある自然科学系博物館11館がショッピングセンターに集まり、各博物館がそれぞれ館の特色を活かしたワークショップや展示を行いました。また嘉田由紀子滋賀県知事をお招きし、「滋賀県の博物館を楽しむ、博物館で楽しむ」をテーマに基調講演をしていただきました。 博物館による環境と科学のフェスティバル実行委員会共催(1156人) ビバシティ彦根

2009年

イベント名実施日内容参加者数場所
自然(お魚)観察会 2009/5/30 旭森学区チャレンジ教室の子供たちと観察会を実施しました。雨のため、室内にてお魚の説明のみの予定でしたが、途中で雨が止んだため、無事芹川での観察会も開催できました。 芹川ではアユ、オイカワ、ゴリ、サワガニなどの生き物が観察できましたが、残念ながらブラックバスも発見され、外来生物の生息地域が拡大しているという現実が確認されました。 50(旭森学区チャレンジ教室) 芹川
2009/6/12 ブリヂストン彦根工場敷地境界の多賀町側水路そばで、彦根工場従業員及びその家族を対象としたホタル観察会を行ないました。100名以上の参加者が集まり、地元では有名なホタル博士による説明の後、工場の近くでホタルが発光しながら飛び交う様子を観察しました。 115 土田水路
2009/6/27 今年2回目の芹川での自然(お魚)観察会を開催しました。今回は従業員とその家族を対象とした観察会で77名が参加し、アユ・カワムツ・ヨシノボリなどが身近な川にたくさん住んでいることを確認しました。前回の観察会で発見されたブラックバスが今回はいなかったのでひと安心です。 77 芹川
2009/7/11 50名が集まり、昨年に続き豊郷町吉田地区の子ども会の皆さんと岩倉川にて自然(お魚)観察会を開催しました。同じ川で定期的にモニタリングをすると水環境の変化に子どもたちが気づいてくれます。今後も継続的に観察会をしていきたいと思います。 50(地域子ども会共催) 豊郷町吉田
2009/7/18 今回で虎姫町大寺の皆さんとは4回目の自然(お魚)観察会開催となりました。回を重ねるごとに大人も子どもも魚つかみの腕が上達し、今年もたくさんのお魚たちと出会えました。観察会後は地域の防災訓練の一環で飯ごう炊飯をご一緒し、交流を深めました。 40(地域子ども会共催) 虎姫町大寺
2009/7/18 昨年に続き、虎姫町の隣町の八島へ観察会に行きました。昨年に比べ、どじょうの数が減り、カワムツが増えていました。「この変化の原因は?」次回までの宿題です。 50(地域子ども会共催) 長浜市八島
2009/8/8 今年3回目の芹川での自然(お魚)観察会を開催しました。夏真っ盛りといった天候の下、今回は59名が参加し、大人もこどもも夢中になって魚つかみと観察会に取り組みました。 59 芹川
2009/8/22 由緒ある高虎公園付近の水路にて甲良町在士子ども会と自然(お魚)観察会を行いました。在士の皆さんとの活動は今年が初めてでしたが、大人も子どもも楽しみながら調査をしました。 30(地域子ども会共催) 甲良町在士
2009/9/27 ブリヂストン彦根工場近くの芹川に参加者150人が集まり、2009年最後の自然観察会を開催しました。嘉田由紀子滋賀県知事も参加し、子供たちと一緒にお魚つかみを楽しんでいらっしゃいました。 157(嘉田滋賀県知事視察) 芹川
環境月間記念講演 2009/6/26 琵琶湖の環境教育のパイオニアとしてご活躍されている滋賀大学川嶋宗継教授をお迎えして「びわ湖の水は生命(いのち)の水」と題して講演いただきました。従業員113名参加の下、化学の実験を交えながら琵琶湖の水環境問題のメカニズムについて楽しく学びました。 滋賀大学川嶋教授講演(113名参加) 講堂
博物館による環境と科学のフェスティバル 2009/8/2 滋賀県の自然科学系博物館10館とそのボランティアグループ2団体がそれぞれ博物館の特色を活かした工作教室やワークショップを行いました。また県内在住の写真家、飯村茂樹さんをお迎えし、「生き物観察はおもしろい」というテーマで講演会を行ないました。 博物館による環境と科学のフェスティバル実行委員会共催(1240人) ビバシティ彦根

この記事をシェアする

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP