2022年までに、トラの数を倍に!
2010/11/26
Web担当の三間です。
昨日、終了の記事を出しましたが、ロシアでのトラサミットが閉幕しました。
残念ながら、全てをお知らせすることは出来ませんでしたが、現地からは連日、会議の様子を知らせるさまざまな情報が、矢継ぎ早に送られてきました。
サミットの結果は、非常に良いものになったようです。
政治的な合意によって、どれくらい保護が進むのか? その結果は、一概には言えませんが、各国が政府の方針として、野生生物や自然環境の保全に取り組むかどうかは、活動の現場からすると、天と地の差。
NGOや地域の人たちの活動一つをとっても、関係者が頑張るだけ、というのと、行政がそれを後押しするのでは、効果も広がり方も、まったく変わってきます。活動がより「生きる」のです。
また、サミットのような機会は、こうした問題や活動を、広く知っていただくきっかけにもなります。
長くWWFの活動にご理解を示してくれている、俳優のレオナルド・ディカプリオさんも、今回のサミットを機に、多額の寄付金を寄せてくださいました。
トラの減少を、実際に食い止めることができるかどうかは、これからの取り組みにかかっています。
たくさんの方々の期待に応えるためにも、WWFも今回のサミットの結果を最大限活かせるように、がんばってゆきたいと思います。

トラがいる世界と、いない世界。どっちがいい?