ネパールのトラが増えた!


広報の大倉です。
先週7月29日は「世界トラの日(Global Tiger Day)」でしたが、この日、ネパール政府から最新のトラの生息頭数が公表されました。

2013年の2月から6月まで実施された個体数調査の結果、ネパールに生息するトラは推定198頭となりました。ネパール政府は、2009年におこなわれた調査のときよりも63%増えたとしています。

実際、バルディア国立公園では確認された頭数が、15頭から50頭へと3倍以上に増え、チトワン国立公園では91頭から120頭に増えるなど、保護区での増加が認められました。

ネパール政府によると、これまでよりも調査の精度をあげたということですので、単純に比較はできないかもしれません。

数が増えたというだけでなく、これまで分かっていなかった個体数が明らかになった、という側面もあると考えられるからです。

でも、保護の施策には、一定の効果があることを示していると受け止められるでしょう。2011年にはインドでトラの数が増えたという報告がありましたので、それに続く明るい話題となります。

ネパールやインド、インドネシア、ロシアなど、野生のトラが生息する13カ国は、2010年時点で世界全体で最小3,200頭とされたトラの数を、2022年までに倍増させるという「目標」を掲げています。

上記の2つのネパールの国立公園も、WWFの長年の活動フィールドですが、こうした現場での取り組みが実を結び、「目標」が達成されるかどうか、WWFとしても注目しています。

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C&M室 メディアグループ所属
大倉 寿之

プレス担当。

90年代の諫早干拓問題やオゾン層破壊の話題はけたたましくアラーム音が鳴り響く「警告の赤」。一方、今の温暖化の進行や自然資源の過剰消費は、いつみても「要注意の黄」がともっている状態なのかもしれません。これに慣れっこになってはいけない、そう思いながら、環境ニュースに日々感度の高いアンテナを張っています。

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