「干潟はゆりかご」黄海ドキュメンタリー制作中


ニーハオ、WWF中国で黄海エコリージョンのプロジェクトを担当している王瑩(WANG Ying)です。

いま、WWFジャパンと一緒に、私たちが保全を目指している、黄海のドキュメンタリーフィルムを制作しています。

このドキュメンタリーは、渡り鳥をはじめとした多くの生き物や私たちの暮らしにとって、黄海がいかに大切であるかを紹介したものです。

黄海沿岸を訪れる渡り鳥のシギ・チドリ類

中国語のタイトルは、「抱擁潮汐」です。繰り返される潮の満ち引きを、命を育む「ゆりかご」に例え、また、干潟を抱きしめ、大切にしようとの願いを込めたものです。

ドキュメンタリーでは、黄海の干潟で収穫された二枚貝が、さまざまな人たちの手を経て、海を渡り、日本にも届けられることも紹介しています。

黄海は、シベリアから時にオーストラリアまで、数千キロの距離を旅する渡り鳥にとっても、とても大切な安息の場所です。

しかし、近年の経済発展に伴い、ほんの数年前の様子が想像できない規模の埋立てが急速に進んでいます。汚水による水質悪化も深刻な問題です。

渡り鳥、漁業者に限らず、私たちは干潟の恩恵を受けています。ひとりでも多くの方に、健全な生命が宿るゆりかご、干潟を守り、残していく大切さを伝えてゆきたいです。

黄海で収穫されたアサリ。日本にも多く輸出されています。

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