「サステナブル・シーフード・ウィーク・ビジネスフォーラム」を開催しました


水産担当の吉田です。持続可能な水産物について広く知ってもらうために、現在展開中のキャンペーン「サステナブル・シーフード・ウィーク」。

この一環として、昨日、「ビジネスフォーラム―2020年に向けた市場の役割を考える―」を開催しました。

「持続可能な水産物」には、消費者が店頭でひと目で見て分かるように、海のエコラベル「MSCマーク」「ASCマーク」がつけられています。

こういったエコラベル付き商品が普及していくためには、生産・流通にかかわる企業への働きかけが欠かせません。

ビジネスフォーラムでは、海外での先進事例、MSC/ASC認証水産物の日本での普及の現状と、広めていくために必要なことについて、発表や意見交換が行なわれました。

また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、過去の取り組みが共有されました。

満席となった会場。発表に対し、多数の質問や意見が寄せられました。

日本ではあまり知られていませんが、2012年のロンドン、2016年のリオでは、供給されるすべての魚や貝が、MSC/ASC認証を受けたシーフードとなっています。

フォーラムには、企業を中心に多くの方にご参加いただき、サステナブル・シーフードに対する関心の高まりを肌で感じました。

サステナブル・シーフード・ウィークは6月15日まで。

スーパーなどの店頭でご試食いただけるイベントなどもありますので、この機会にぜひ「海のエコラベル」を探してみてくださいね!

会場となったパークハイアット東京は、持続可能な水産物の取り組みを始めており、当日はMSC認証ズワイガニ(上)とASC認証サーモン(下)を使った料理をご提供いただきました。

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自然保護室(海洋水産)
吉田 誠

チリ、インドネシア、中国のフィールドプロジェクトを担当。

田舎生まれの田舎育ち。こどもの頃から自然の中で遊ぶことが好きで、自然を守る仕事がしたいと思っていたところ、WWFと出逢いました。海の環境、海の生きものを守るため、頑張ります。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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