ASC戸倉かき応援プロジェクト始まりました


寒い日が続いていますね。やはりこんな日はお鍋が一番です。お鍋の具材はいろいろありますが、定番のひとつがカキではないでしょうか。

カキと言えば、WWFが2011年の東日本大震災より支援をしている宮城県南三陸町のASCカキ「戸倉っこかき」があります。震災ですべての養殖施設を失いながらも、養殖筏をこれまでの3分の1にまで減らし、海の環境を守って養殖を行う決意をしたことで、2016年に日本で初めての養殖の国際的エコラベルであるASC認証を取得することができました。

「戸倉っこかき」の生産地である志津川湾は2018年にラムサール条約にも登録されました

 

震災復興からの国際認証取得を果たし、注目されるようにはなりましたが、依然として課題があります。その一つが認証審査にかかる費用の確保です。WWFでは認証取得までの改善サポートだけではなく、その後も経済的にも持続可能である仕組みを作ることが、認証制度を通じて環境に配慮した漁業・養殖業の普及に必要不可欠と考えています。

そこで南三陸町志津川支所の戸倉かき生産部会と地元加工業者である丸壽阿部商店と共同でクラウドファンディングによる「南三陸戸倉っこかき応援プロジェクト」を立ち上げました。

海の環境を守りながら育てることで栄養たっぷりの「戸倉っこかき」が育っています

いただいたご寄付は、環境に配慮したカキ養殖の維持費として使われ、また一部はWWFの海洋保全プロジェクトにも使わせていただきます。
また1万円ないしは3万円をご寄付いただいた方には返礼品として、採れたてのASC「戸倉っこかき」をもれなくプレゼント! ぜひご支援をお願いします。

ただし、「戸倉っこかき」がお手元に届くのは3月以降の予定です。その理由はリンク先の「活動情報」をチェックしてください。「戸倉っこかき」の魅力、秘密が分かります。

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WWFジャパン海洋水産グループ グループ長
前川 聡

修士(動物学・北海道大学)
渡り性水鳥の全国調査および国際保全プログラムのコーディネーター業務、WWFサンゴ礁保護研究センター(沖縄県石垣島)での住民参加型の環境調査および普及啓発業務、海洋保護区の設定および管理状況の評価業務等に従事後、2011年より東日本大震災復興支援プロジェクトと水産エコラベルの普及および取得支援に携わる。養殖業成長産業化推進協議会委員。

日本各地の漁師町を訪ねては、持続的な養殖や漁業の推進のために関係者の方々と話し合いをしています。道すがら、普段はなかなか見ることができない風景や鳥を見つけては、一人ほくそえんでいます。もちろん、新鮮な魚介とお酒も! 健康診断の数値が気になるAround Fifty

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

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