「森を守るマーク(FSC®️)を選ぼう!」キャンペーンが始まりました!


こんにちは。
森林担当の古澤です。

みなさんは「FSC」と書かれた木のマーク、見たことがありますか?

残念ながら減少し続ける世界の自然の森。これには様々な要因がありますが、WWFは貴重な自然の森を守りながらも、木材や紙製品といった暮らしに欠かせない林産物を使い続けるための森林認証制度、FSCを応援しています。

FSCのルールを守ってつくられた製品にはFSCのマークが付けられるので、すごく簡単にいえば、このマークが入った製品を選ぶことで、誰でも「森を守りながら使う」に参加できる仕組みです。

ブラジルのFSC認証林(王子ホールディングス様ご提供)

そして、この「森を守るマーク(FSC)」を、日々の生活に欠かせないティッシュやトイレットペーパーといった身近な紙製品を通じて普及するキャンペーンが王子ネピア株式会社、FSCジャパンとの協働のもと、この6月から始まっています!

FSCをより多くの人に知ってもらうため、そしてFSCマークのついた製品を選んでもらうためにWWFのパンダマークもFSCマークの隣に並んでいます。

オランウータンは現在、生息地である熱帯の森の急速な消失によって、絶滅の危機に瀕しています。

環境月間でもある今月(6月)は、期間限定パッケージでかわいい森の動物のイラスト付き!ぜひお買い物の際に探してみてくださいね。

関連情報

環境月間限定パッケージ

この記事をシェアする

自然保護室(森林グループ所兼 マーケットグループ長)
古澤 千明

大学卒業後、民間金融企業での勤務を経てWWFジャパンに入局。2010年より主に東南アジアの森林保全プロジェクトを担当。インドネシアやメコン地域などのWWFオフィスとも連携しながら、森林減少の要因となっている農林産物の生産について、関係企業に生産現場の課題を伝えたり、調達改善のための支援に取り組む。2021年からは、マーケットグループ長も兼任し、森林保全の枠を越えて企業のサステナビリティの向上に努める。

幼いころから自然や生き物への興味はありましたが、WWFとの出会いは偶然でした。自然科学や生物のスペシャリストではない自分だからこそ、得られる理解・賛同もあると信じつつ、そうは言っても日々勉強です。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP