© Vladimir Filonov / WWF

トラに森で出会ったら・・・


こんにちは!会員係の安藤です。

野生のネコ科で最大の動物シベリアトラ。
厳寒さに耐える美しい毛皮と琥珀色の瞳を持つ、ファンの多い動物です。

でも、いくら「トラ好き」の方でも、実際にトラに遭遇したら…!?

そんな経験をされた方に先日、お話しをお聞きしました!

極東ロシアのラゾフスキー自然保護区で働くカメラマン、ウラジミール・メドベデワさんです。

カメラマンのウラジミールさん
©WWF Japan

カメラマンのウラジミールさん(左から2人目)。屈強なロシアの男、という感じでした

何年か前、森で撮影していた時のこと。突然、14mほど先にシベリアトラが!

レンズを覗き込んだままショックで固まってしまったウラジミールさん。

間合いを詰めてくるトラ。その距離10m…!

固まり続けるウラジミールさん…!!

と…トラは突如立ち止まり、森の奥へ消えていったそうです。

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©Vladimir Filonov WWF

シベリアトラ(アムールトラ)。トラの亜種では最大で、頭から尾までの全長は3m以上にもなります。

理由は分かりません。豊かな森なので食事の必要がなかったのかもしれません。

ウラジミールさんは「長年ここで野生動物の写真を撮ってきたけど、実際にトラを目の前にしたら、何も考えられずに動けなくなったんだ」と仰っていました。

そうした危険に遭っても、変わらず森での仕事を続けるウラジミールさんが「森が回復し、野生動物の数が増えることがとても嬉しい」と話していたのは印象的でした。

ちなみに、森でトラに会った際の「正しい」対処方法を聞いたところ、
「絶対に背を向けて逃げない。発煙筒などを持っていたら、火をつけて怯ませる」とのこと。

©WWF Japan

発煙筒

ただ、虫の居所が悪いと、それでも襲われることがあるそうなので、おススメは、十分な準備をして専門家に同行してもらうこと、のようです。

想像以上に過酷で、危険な自然保護の現場。
それでも、活動が続けられるのは、熱意をもって取り組む人たちのおかげです。
日本からも応援を続けていきたいと思います。

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C&M室
安藤 歌織

オーストラリアで自然に魅せられ、「この雄大な自然を未来に残したい!」(というか、私がずっと見ていたい)という漠然とした想いのもと、この道へ。WWFと一緒に自然保護活動したい!という人が、一人でも増えてくれるように、活動をお伝えしていきたいと思います。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

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