あこがれの海で


こんにちは、
沖縄県石垣島の「しらほサンゴ村」でインターンをしている高正です。
京都大学大学院・地球環境学舎の修士一回生として、環境科学を学んでいます。

私は中国の安徽省出身で、故郷に海がないので、ずっと海に憧れてきました。

サンゴ礁の保護に関心を持ち、「しらほサンゴ村」で研修を受けることにした理由は、サンゴがとても重要な生態系だから。そして、全世界のサンゴの生息状況が、悪化し続けているからです。

この石垣島の白保に来てから、私は地元の人たちが、海とサンゴ礁に注いでいる愛を深く感じてきました。

空港で販売されている手作りのお弁当には、おばぁたちの優しさがあふれていて、お客さんにも、海とサンゴに関わるメッセージが伝わっています。

そして、毎週日曜日に「しらほサンゴ村」で開催されている「白保日曜市」も、伝統文化やサンゴについて広く知らせる、非常に素晴らしい活動だと思います。

さまざまなところから来てくれたお客さんは、ここで本場の白保料理を味わえて、伝統的な民芸品を見られるのです。また、これをきかっけにして、住民の方の絆も、もっと深くなっていきます。

世界のサンゴ礁の保全には、これからもっと努力が必要だと思います。
私のインターンの期間は3カ月で、半分が終わりました。これからの1カ月半も、白保の皆さんと一緒に、楽しく過ごしたい。そして今後、このような理念とやり方を中国にも紹介できるなら、何よりもうれしいと思います。

京都大学大学院で環境コミュニケーションを学ぶ高正さん。WWF中国のサポーターでもあります。

白保のアオサンゴ

白保日曜市の様子。たくさんの人たちが訪れます。

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