環境教育教材『地球1個分で暮らそう!』ができました


WWFジャパンでは、環境教育教材『地球1個分で暮らそう!』を制作しました。これは、人類が地球に与えている負荷が増え続けている中で、私たちの暮らしを見直すきっかけを作るために作成したものです。WWFでは、これを国内の多くの小学校に配布すると同時に、活用していただけそうな教育機関や環境学習施設を探しています。 先着100名様に教材をプレゼントいたしますので、ご希望の方はメールにてお申し込み下さい。

進む地球の「使いすぎ」を考える

WWFでは、2年に一度発表している「生きている地球レポート(Living Planet Report)」の中で、「エコロジカル・フットプリント」という数値を示しています。

この数値は、人類が地球に与えている環境負荷の大きさを知る手がかりとなるもの。
最新のデータによると、現在の人類の消費の規模は、地球1.5個分の生産力に相当するほどまでに大きくなっています。つまり、さまざまなモノを生み出す地球の力を使いすぎることで、生産の源である自然環境自体を大きく損なってしまっている、ということです。

この状況が続けば、やがて地球は生産力を失い、人類はもとより、地球上に生息する多くの野生生物は生きられなくなってしまうでしょう。

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地球1個分で暮らす!そのヒント

WWFが今回開発した教材『地球1個分で暮らそう!』は、私たちがどのようにすれば、地球1個で暮らしてゆくことが出来るか、その転換のためのヒントを探してもらうためのものです。

おもに小学校高学年の1クラスを対象として教育指導者が用いる教材になっています。

小学5・6年生でも分かるように日本語表現は平易にしてありますが、内容的には中・高校生、あるいは成人の方にも興味を持って学んでいただける内容になっています。

WWFでは、学校をはじめとする教育機関や環境学習施設などの関係者をはじめ、ご関心をお持ち下さった皆さまに、この教材をご活用いただければと考えています。

 

  • ※環境教育教材『地球1個分で暮らそう!』は財団法人 日本宝くじ協会の普及宣伝事業の助成金を受けて作成しました。
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