資料案内『拡大する大豆栽培 影響と解決策』


大豆栽培が自然環境に与える問題について

東アジアで何千年もの間栽培されてきた大豆は、私たち日本人にとっては慣れ親しんできた農作物です。

しかし過去50年の間にその全世界の生産量は10倍に増え、特に南米ではわずか10年弱で生産量が123%増を記録しています。

こうした大豆栽培の急拡大は、広大な森林や草原、サバンナが農地に転換されたことを意味しており、生物多様性の減少や森林の消失、生態系サービスの劣化といった、負の側面を伴っています。

こうした現状に対し、WWFは「責任ある大豆生産のための円卓会議(RTRS)」の設立に関わり、自然環境保全と世界の食料需要とを両立させる方策を提唱しています。

このレポートでは、特に南米における大豆栽培の拡大の現状を解説するとともに、大豆の生産国と消費国の双方でどのような取り組みが可能か紹介しています。

ダウンロード

この記事をシェアする

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP