生物多様性に関する国際シンポジウムを開催


2010年3月、WWFジャパンはIUCN日本プロジェクトオフィス、日本経済団体連合会自然保護協議会と共に、国際シンポジウム 「生物多様性をいかに事業活動に取り込めるか」を開催。失われつつある生物多様性の現状と、ヨーロッパ、アジア、日本におけるその保全に向けた取り組みを紹介しました。

生物多様性保全に向けた取り組みの可能性をさぐる

2010年10月、日本では初めてとなる生物多様性条約の締約国会議(CBD・COP10)が、名古屋で開催されます。

この条約には、生物多様性の保全、その持続可能な利用、遺伝資源から得られる利益の公正かつ衡平な配分、という3つの大きな目的がありますが、その内容は、環境保全からバイオテクノロジー産業まで、きわめて広い分野にかかわっており、その全体を知ることは非常に困難です。

この条約が扱っている広く多岐にわたる議論を整理し、生物多様性条約と名古屋で開かれる会議の重要性を伝える活動に取り組むWWFジャパンでは、2010年3月26日に東京で、IUCN(国際自然保護連合)日本プロジェクトオフィス、日本経済団体連合会自然保護協議会と共催で、生物多様性に関する国際シンポジウムを開催、約200名の方のご参加を得ました。

このシンポジウムでは、海外からもスピーカーを招き、現在急激に失われつつある生物多様性の現状と共に、ヨーロッパ、アジア、日本におけるその保全に向けた取り組みを紹介。
生物多様性の保全において、国の政策やNGO(非政府組織)の活動、企業のビジネスが、どのような役割と責任、そして可能性を持っているのか、具体的な事例を交えた講演が行なわれました。

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WWFジャパンでは各団体と協力しながら、10月の生物多様性条約会議に向け、生物多様性に対する、国内の関心を高める取り組みを続けてゆきます。

関連資料 (PDF形式)

国際シンポジウム講演録

「生物多様性をいかに事業活動に取り込めるか」~欧州、アジア、日本における取り組み

講演資料集

基調講演「生物多様性の指標化と限界」
ジョナサン・ロー(WWFインターナショナル アドバイザー)

講演1「EUにおけるビジネスと生物多様性の取り組み」
ヘイス・ベレンツ(駐日欧州連合代表部一等書記官)

講演2「IUCNがアジアで進めるビジネスと生物多様性プログラム」
シラニー・ヤスラッタナ(IUCNアジア地域事務所 ビジネスと生物多様性プログラムコーディネーター)

報告「第3回ビジネスと生物多様性チャレンジ会合・革新的資金メカニズム議論・グリーン開発メカニズム議論」
粟野美佳子(WWFジャパン 生物多様性条約担当)

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