[COP10関連] 分科会「生物多様性と気候変動」に来ています


気候変動(温暖化)担当の小西です。
名古屋のCOP10会場に来ています。地球温暖化は、生物多様性を脅かす大きな原因の一つ。温暖化の担当としても、行かぬわけいはいきません!

今日は、「生物多様性と気候変動」というタイトルの分科会に出ています。

ポイントは、「気候変動の会議と、生物多様性の会議、それに砂漠化に対処する国際会議の3つにおいて、お互いに重なるところを一緒に考えていきましょう」ということ。

たとえば、森林の生物多様性を守る活動は、そのまま地球温暖化を防ぐ活動(森林は二酸化炭素を吸収するから)となり、砂漠化の防止にもつながる。それぞれを組み合わせて、取り組みの効果を上げよう!というわけです。

ところが一部の新興国は、温暖化防止と、生物多様性の保全をくっつけることに難色を示しています。どうやら、生物多様性の保全という視点からも、「二酸化炭素の排出削減目標」を掲げることが求められるのではないか、と懸念している模様。

気候変動の国際交渉には、このような対立が付き物ですが、COP10にもその影は見え隠れしています。 本当にどこでも国際交渉は難しい!

それでも、温暖化防止の取り組みは、今や生物多様性を守る取り組みそのもの、と言っても過言ではありませんから、何とか良い方向に議事が進むように、進行を見守りたいと思います。

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自然保護室所属 気候変動・エネルギーグループ所属
小西 雅子

国連交渉や国内政策提言に従事。近年は気象予報士として予測できる電源である再生可能エネルギーの拡大に強い関心。

世界197か国が温暖化対策を実施する!と決意して2015年に国連で合意された「パリ協定」の成立には感動しました!今や温暖化対策の担い手は各国政府だけではなく、企業や自治体・投資家・それに市民です。「変わる世の中」を応援することが好きな小西です♪

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WWFは世界約100か国で活動している
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