[COP10関連] WWFディナーに各国大臣が参加してくれました
2010/10/26
気候変動(温暖化)担当の小西です。
COP10もついに2週目に入りました。週最後に行なわれる大臣会合を前に、各国から続々と環境大臣が名古屋に入ってきています。
COP10は何と言っても国際会議ですから、最終的に提案を出し、それを決議するのは各国の代表である、この大臣たち。ですから、大臣の意思や考えというのは、こうした会議では非常に重要です。
そこでWWFは25日の夜に、各国大臣を招いたディナーを催しました。
ディナー!?というとビックリされるかもしれませんが、これは各国の閣僚たちに、気軽に足を運んでもらって、意見を交わしたり、こちらの要請をゆるやかな形で伝えるイベントの一つで、こうした国際会議ではしばしば行なわれているものです。
ディナーは、WWFインターナショナルのヨランダ総裁の、生物多様性を守る取り組みの重要性を訴える挨拶で開始。夜が更けるにつれ、アフリカやアジアの各国大臣が続々と到着し、本会議場ではなかなか見られない、ざっくばらんな議論が交わされました。
最後にWWFインターナショナルのジム・リープ事務局長から、各国大臣に「WWF森林大使」になってほしい、とお願いしたところ、幾人もの大臣たちが快く応じ、「森林大使」にサインしてくれました。
COP10会議でも、本音を出し合い、大臣たちにぜひ交渉を前進させていってほしい。そう願うWWFでした!