「スマトラトラを救おう!」ぜひご賛同を!
2011/06/24
こんにちは、森林担当の古澤です。
先日みなさんに「カメラが証明するトラの危機」という、インドネシア、スマトラからの記事をお伝えしました。
自然の森が失われてしまった中に、島のように残された森で、スマトラトラの親子の映像が撮影された、というものです。
ところが、この森の土地の利用権は、すでに製紙メーカーに木材を売っている企業が持っているため、政府から伐採の許可が下りれば、いつ伐採されてもおかしくない状況です。
日本も、インドネシアからコピー用紙などの紙を多く輸入している国の一つ。こうした「違法」とは言えない伐採も、私たちの暮らしに関係しているかもしれません。知らず知らずのうちに手にとっている紙が、貴重な生態系を壊し、生きものたちのすみかを奪う形で作られている可能性があるからです。
そのためWWFでは、今ある森を守る活動と同時に、こういった環境への配慮が十分ではない製品が市場から無くなるよう、輸入や製造、販売に関わる企業や行政への働きかけを行なっています。
今回は、このスマトラトラの撮影された森が開発から免れるよう署名を募ることになりました。このアクションは、インドネシア国内だけでなく世界中に呼びかけを行なっています。
森を守ることは、トラを守るだけでなく同じ森にすむオランウータンやアジアゾウを守り、貴重な森の自然を未来に引き継ぐ取り組みにつながります。
英語のサイトになりますが、ぜひ皆さまのご協力をお願いします!
WWFインターナショナル(本部)のサイト(英語:期間は今月末まで)
▼署名の方法
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