外来種カードゲーム【ピンチくん】の貸出しが始まりました!


草刈です。
先週、環境省が外来生物についての学習教材「外来種かみしばい【マングースものがたり】」と「外来種カードゲーム【ピンチくん】」の貸出しを開始しました。全国の地方環境事務所等で申し込みを受け付けています。

外来種カードゲーム「ピンチくん」は、平成18年度に環境省が行なった「侵入種対策​研究プロジェクト」教材開発の中で、WWFジャパンが企画・立案して制作したものです。

これは、主に小学5年生以上を対象としたトランプ型のカードゲームで、「在来種​」26種と「外来種」26種のカードにはそれぞれの生物種の特徴が記載されており、外来​種によって「ピンチ」に追い込まれている日本の在来種の現状を、ゲームを通じて学んでもらうもの。国内で初めて作られた、外来生物に関する教育教材です。

今回、専門家の方々による、内容のデータ等についての改訂作業を経て、第4版が作成され、全国で貸し出しが行なわれることになりました。

環境省が今年1月に国内で実施した、外来生物問題についての認知度調査の結果を見ると、「外来種・外来生物」という言葉を知っているとする回答が70%に近くにのぼるものの、実際にどのような生物が、外来種であるかを認識している人はまだ少なく、理解が十分に広がっていないことがうかがわれます。

こうした教材などを通じて、広く外来生物の問題と認識を広げてゆかなければと考えています。

 

20110710a.jpg
20110710b.jpg

WWFの会議室にて、森林総合研究所の山田文雄さん、教材のデザインを担当してくれたサンレオールの竹村真由子さんと、ゲーム案の検討中。みんなだんだん本気になっている!?

 

この記事をシェアする

自然保護室 国内グループ所属
草刈 秀紀

日本の自然保護にかかわる法制度の改善をめざす取り組みを行なっています。

子どもの頃から動物が好きで、農業者でもないのに農業高校の畜産科に行き、上京して大学時代に多くの自然団体の会員になりました。野生のエルザのゲームワーデンにあこがれ、32年前に職員になりました。最近は、永田町を徘徊しています。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP