COP23閉幕!現地の熱気を写真と映像で!


広報の松岡です。
ドイツのボンで開催された、国連気候変動フィジー会議(COP23)が18日、閉幕しました!

会期中WWFジャパンのスタッフが、現地の様子や会議の進展をご報告した動画レポートシリーズ、もうご覧いただけたでしょうか。

全5回分を公開したので、まだの方はぜひ再生リストからご覧ください!

気候のマーチ。参加者は頬に「PLANET EARTH FIRST(地球が最優先)」とペイントを施したり、「100%再生エネルギーを!」「石炭火力発電をやめよう」等のプラカードやオブジェを掲げたりして、温暖化対策の強化を訴えた。

2015年12月、世界中の国が協力して温暖化対策に取り組むことに合意した「パリ協定」の採択からほぼ2年。

パリ協定の要となる、実質的なルール作りが行われた今年のCOP23の行方に、現地はもちろん東京のスタッフも注目!

日々現地から届く情報や写真、映像から伝わってくる、現地の熱気や盛り上がりに湧いていました。

特に印象的だったのは、市民が政府の代表たちに向かい、温暖化対策を求め、その勢いを盛り上げている様子です。

化石燃料から再生可能エネルギーへの転換を訴える市民団体。温暖化対策に後ろ向きな国を表彰する不名誉な賞「化石賞」を、今年も日本が受賞した後、それまで英語だった横断幕を日本語で用意した。

パリ協定の発効からちょうど1年の記念日となる11月4日には、そんな人々の思いが形となり、ボンの町で市民によるマーチ(行進)が開催されました。

参加者は総勢2万人以上!

思い思いの表現で街を練り歩くその様子からは、老若男女問わず多様な人々が、自身や子どもたちの未来のために、行動し、強く呼び掛ける熱量が伝わってきました。

こうした雰囲気の後押しもあり、連日白熱した議論が続けられたCOP23は、全ての議題の採択を終了した18日の朝7時に無事閉幕。

大統領がパリ協定離脱宣言をしたアメリカで、「我々はまだパリ協定の中にいる(We Are Still In)」というスローガンの下、アメリカ国内の州政府、都市、大学、企業等が2300以上結束した集合体は、会場内に大きな展示場を設置。司会はWWFアメリカのルー・レオナルド

一つのステップを越え、今後は2018年へ向けて、より一層の取り組みの加速が求められることになりました。

世界共通の問題である、地球温暖化をめぐる国際交渉。

日本でも、より多くの方に関心を持っていただけるよう情報をお伝えしていきますので、ぜひご注目ください!

関連情報

温暖化対策の強化を訴えるために会場を訪れたボンの子どもたち。

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マーケティング室(遺贈相談担当 ドナーアドバイザー)
松岡 永里子

学士(国際教養学)。広報代理店、海外WWFのウミガメ保全現場アシスタントを経て、2016年にWWFジャパンの広報メディア担当として入局。2018年より新設の遺贈担当に転向。
動物が好きで、もともとWWF個人会員でした。終活もまずは実践!と28歳で初めて自分の遺言書を作成、何度か書き換えの上、法務局に保管しています。おひとり、おひとりのお気持ちやご事情を伺い、同じ目線に立って相談をお受けしています。初めてでも、大丈夫です!先ずは雑談からでも、安心してご相談ください。

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