サッカー中継をハイジャック!?ブラジル戦を観戦していると...


こんにちは、広報の増本です。
ワールドカップも始まり、寝不足の方も多いのではないでしょうか。

今日は、WWFブラジルが作成した、サッカー王国ならではのプロモーション動画をご紹介します。

2013年5月に実際に行なわれた、女子サッカー・ブラジル代表の国際試合。テレビ中継を見ていると、突然、緑色の競技場がしだいに左から右へと茶色へ変わっていきます。

4分後には、フィールドはすっかり土がむきだしになったように茶色一色に。同時に、テレビの画面には「ブラジルでは、4分ごとにサッカー場と同じ面積の森林が失われています」とのテロップが。

実際の試合中継をハイジャックした、森林破壊への警報を鳴らすためのアプローチだったのです。

アマゾンをはじめ、世界有数の熱帯林が広がるブラジルでは、森が今も急速に失われています。

森林の破壊は、そこに棲む野生生物の生息地を奪ったり、水の質と量を消耗・劣化させ、その貴重な生物多様性の保全に、大きな損失をもたらすものです。

また、樹木が固定していた二酸化炭素を放出することにもなり、大量の温室効果ガスの排出による、地球温暖化の深刻化も懸念されます。

こうした森林破壊の規模やスピードを、衝撃的なイメージを通して伝えるこのプロモーション動画は、ブラジル国内で大きな衝撃をもって受け止められ、放送終了後、WWFブラジルのウェブサイトへのアクセスは73%増加したとのこと。

ブラジルでは、今回のワールドカップでも、ブラジル戦が行なわれる日が国民の休日になったそうですが、そんな彼らにもっとも効果的にメッセージを伝えるために選ばれたのがサッカーの試合中継というのは、納得ですよね。

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C&M室
増本 香織

個人サポーターリレーションおよびキャンペーン担当。ひとりでも多くの方が、地球や生きものたちのためにアクションを起こしたくなるような、気持ちが動くコミュニケーションを目指しています。

大学時代のインターンや前職を含め、ずっとNGOに携わっています。心から貢献したいと思える仕事に就けるありがたさを感じつつ、1歳と3歳の子育てにも奮闘中。上の子は「なんで?」「どうして?」真っ盛りの時期で、「お母さんはどんなお仕事をしているの?」「パンダのお世話?」と聞いてきます(笑)子どもたちの世代にどんな地球が残せるかは、今を担う私たちにかかっています。

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