みんなで祈った、被災地の復興と地球の未来


広報担当の佐久間です。
2011年のアースアワーは、日本の被災地への祈りで幕を開けました。

ニュージーランドから始まり、オーストラリア、ベトナム、スリランカ、アラブ首長国連邦、ルーマニア、ジンバブエ、フィンランド、セルビア、スペイン、アルゼンチン、トリニダード・トバゴ、メキシコ、カナダ…。世界の30カ国以上で、アースアワーの直前に、日本への祈りが捧げられました。

WWFジャパンでも、予定していたイベントは中止し、スタッフのみが集まって、午後8時29分より黙祷。そして、1日も早い被災地の復興と、人にも地球にもやさしいエネルギーの実現を願って、キャンドルで「がんばろう!日本」「LIGHTS of HOPE!(希望の灯りをともそう)」の文字を灯しました。

最終的に、WWFジャパンのウェブサイトからアースアワーに参加登録してくださった個人の方は4,197人。企業は292社、自治体は9つにのぼりました。
その中には、釜石市内で現在、避難所となっている旅館「宝来館」さんも含まれています。前日の25日、震災の犠牲になられた方々への弔意を込めて、アースアワーに参加するという連絡をくださったのです。

日本各地のアースアワーのようすや、世界全体の参加者数など、詳しいご報告はまた改めてお届けします。
まずは、不安や悲しみを抱えつつ、アースアワーに参加してくださった日本の皆さまに、心より御礼申し上げます。本当にどうもありがとうございました。
 

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被災地に向けてお祈りをするフィジーの男の子。南太平洋の島国フィジーは、アースアワーの最初の開催地のひとつでした。

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WWFのスタッフとその家族で灯したキャンドル。

 

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マーケティング室(会報担当)
佐久間 浩子

WWFではずっと「伝える」ことに携わってきました。今は会報を担当しています。

なにごとも決めつけてはいけない。知ったつもりになるな。複雑なものを、複雑なまま受け止める覚悟を持て。想像力を磨き、ヒトの尺度を超える努力をせよーー動物や植物に教えられたことを胸に、人と自然の問題に向き合い続けたいと思います。

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