スイス・レマン湖のほとりでエネルギーの将来を語る!?


温暖化・エネルギー担当の山岸です。
今、スイス・ジュネーブの近くのロールという場所に来ています。

ここは、WWFインターナショナルの国際事務局があるグランという町から一駅隣り、レマン湖のほとりのとても綺麗な町です。

今回の出張の目的は、WWF中国が国際チームを巻き込んで行なう、中国の将来のエネルギーの見通しについての検討プロジェクトの中身を議論する会議に参加すること。

WWFジャパンも、日本の将来(2050年まで)に向けてのエネルギーシナリオを作りましたが、WWF中国でも現在、こうした自然エネルギーや省エネルギーの普及が可能であるというビジョンを示すための、将来のエネルギーの見通しを作る企画が進んでいます。

通常、こうした作業はそれぞれの国のオフィスが独自に行ないますが、中国に関する検討は世界的にも特に重要ということで、中国オフィスも他の国々のオフィスに協力を呼びかけて検討を進めることにしています。

単に見通しを作るだけでなく、それを中国政府や他の重要なステークホルダーにどうやって提言していくのかなど、活用の仕方も含めて議論がされています。

言うまでもないことですが、中国の動向は日本にも大きな影響を与えるため、私たちとしても大きな関心があります。

こうして、国際チームが連携して各国の取組みを行なうのも、WWFの醍醐味(?)です。まだまだ始まったばかりですが、成果が楽しみなプロジェクトです。

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WWFジャパン 気候エネルギー・海洋水産室長
山岸 尚之

立命館大学国際関係学部に入学した1997年にCOP3(国連気候変動枠組条約第3回締約国会議)が京都で開催されたことがきっかけで気候変動問題をめぐる国際政治に関心を持つようになる。2001年3月に同大学を卒業後、9月より米ボストン大学大学院にて、国際関係論・環境政策の修士プログラムに入学。2003年5月に同修士号を取得。卒業後、WWFジャパンの気候変動担当オフィサーとして、政策提言・キャンペーン活動に携わるほか、国連気候変動会議に毎年参加し、国際的な提言活動を担当。2020年より気候エネルギー・海洋水産室長。

京都議定書が採択されたときに、当地で学生だったことがきっかけでこの分野に関心をもち、大学院を経てWWFに。以来、気候変動(地球温暖化)という地球規模の問題の中で、NGOがどんな役割を果たせるのか、試行錯誤を重ねています。WWFの国際チームの中でやる仕事は、大変ですがやりがいを感じています。

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環境保全団体です。

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