メディアで伝える環境問題 学生インターン活動中です!


WWFジャパンのメディアグループでインターンをしています、甚内です。

上智大学大学院で地球環境学を専攻しながら、損保ジャパン日本興亜環境財団のCSOラーニング制度の支援を受け業務をしています。

環境学を学ぶ私がWWFで「メディア」のインターンを希望したきっかけは、日常生活でのある疑問でした。

「暮らしの中には情報がこんなにもあふれているのに、環境問題についての情報があまり大きく取り上げられないのはどうしてだろう?」

遠く離れた場所の出来事、その現場の様子や声もメディアなら届けることができます。日常生活ではなかなか実感できないことを伝えたいと思いました。

そんなことを考え始めると、今の市場や社会、日常の暮らしなどが、メディアからの情報に左右されていることに気づきました。

そこで、メディアを通じた発信が環境問題を改善する大きな力になると考え、情報の発信や、その過程を現場で学びたいと思ったのです。

WWFでの業務ではこれまでに、SNSでも話題になったWITHスタンプという野生動物の保全につながる商品の販売PRや、小学生に水産資源の問題についてレクチャーをする新聞社のイベントについての発信に携わりました。

失われる熱帯の森。何となくTVを見ていてもこうした環境問題のニュースは中々入ってこないと思います。深刻化するそうした現状をどう報道してもらうかが、メディアワークの仕事です。

そしてその中で報道される情報には「話題性」があり、それが環境問題を広く伝える上でも大事な鍵であり、工夫のしどころであることを学びました。

多くの情報が駆けめぐる社会の中、環境問題を「注目してもらえる形」にして発信するのは難しいことですが、たくさんの人たちの意識や行動に訴えかけるメディアワークに関われることには大きなやりがいを感じています。

スタッフの皆さんにもご指導をいただきながら、今後も「環境問題を伝えるためのメディア」について学んでいきたいと思っています。

WITHスタンプ販売ブースでのPR活動。スタンプを通して絶滅の危機にある野生動物を身近に感じてもらう企画です。話題を作り注目を集めるための工夫にはいろいろあります。

報道用の資料の準備。情報発信のノウハウを学び、少しでも多くのメディアに環境問題を伝えてもらえるように、これからも頑張っていきたいです!

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