今日です!エネルギー基本計画のパブリックコメント〆切


エネルギー・温暖化担当の山岸です。
新年早々ですが、大事なお知らせです。

今日、「エネルギー基本計画」の原案に対するパブリックコメントの受付が〆切られます。

エネルギー基本計画は、震災・原発事故以後の、日本のエネルギー政策の基本方針を決めるもので、この年明けには、最終案が政府でまとまる見通しです。

パブリックコメントは、この案に対して、国民が意見を述べることのできる、大切な機会です。

現在出されている原案は、残念ながら、原発を「基盤となる重要なベース電源」と位置づけ、自然エネルギーや省エネを拡大する目標もありません。

これがそのまま成立すれば、日本のエネルギーは、震災前に逆戻りしてしまいます。

こちらのページに、意見募集と提出の方法が書いてあります。一言でも構いませんので、ぜひ出してみて下さい。

エネルギー基本計画に対する意見を出そう!

この記事をシェアする

自然保護室長(気候エネルギー・海洋水産・生物多様性・金融)
山岸 尚之

立命館大学国際関係学部に入学した1997年にCOP3(国連気候変動枠組条約第3回締約国会議)が京都で開催されたことがきっかけで気候変動問題をめぐる国際政治に関心を持つようになる。2001年3月に同大学を卒業後、9月より米ボストン大学大学院にて、国際関係論・環境政策の修士プログラムに入学。2003年5月に同修士号を取得。卒業後、WWFジャパンの気候変動担当オフィサーとして、政策提言・キャンペーン活動に携わるほか、国連気候変動会議に毎年参加し、国際的な提言活動を担当。2020年より自然保護室長。

京都議定書が採択されたときに、当地で学生だったことがきっかけでこの分野に関心をもち、大学院を経てWWFに。以来、気候変動(地球温暖化)という地球規模の問題の中で、NGOがどんな役割を果たせるのか、試行錯誤を重ねています。WWFの国際チームの中でやる仕事は、大変ですがやりがいを感じています。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP