APP社 、APRIL社関連問題


世界的に高い生物多様性が認められている、スマトラ島の低地熱帯雨林。中でも、島の中部に位置する、リアウ州と隣のジャンビ州は、そうした貴重な低地林の残る地域です。ここには、テッソ・ニロ国立公園を始め、いくつかの保護区が設けられていますが、その周辺では、保護区に劣らず貴重な自然林が、紙パルプ生産のために広範囲にわたり皆伐されてきた歴史があります。

これに特に深くかかわってきたのが、この地域を製紙原料調達と生産の主要拠点としてきたシナル・マス・グループの製紙メーカー、APP(アジア・パルプ・アンド・ペーパー)社とロイヤル・ゴールデン・イーグル・グループの製紙メーカー、APRIL(エイプリル)社です。

大規模な自然の熱帯林の破壊は、スマトラトラやゾウなどの絶滅の危機に瀕する野生生物の生息地減少といった環境面の問題だけでなく、地域社会との紛争という社会的問題や泥炭湿地の開発による温室効果ガスの排出、泥炭火災などさまざまな負の影響を引き起こしてきました。

WWFを含めインドネシア国内外の数多くのNGOが、これ以上の悪化をくい止め、環境や社会に配慮した生産活動へとシフトするよう現地企業や政府、購入企業にも働きかけを行ってきました。

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