Save the nature! Join the barter!「ぶつぶつ交換会」から募金をいただきました


2012年1月29日に、東京・世田谷で市民団体「fdb」による「barter=ぶつぶつ交換会」が開かれました。自宅の不要なモノを持ち寄り、必要なモノと交換して、参加費を募金にあてる、というこのイベント。ゴミを減らしながら、消費のあり方を考え、社会貢献も実現するこの取り組みは、欧米の市民の間でも行なわれているそうです。今回、毎月1回開かれているこのイベントの様子を、ご報告いただきました。WWFへの募金とあわせ、お礼申し上げます(WWFジャパン募金係)

イベントを終了して

市民団体「fdb(fairy dance's barter)」は地球の環境を考え、ゼロエミッションを目指し、野生動物の保護や砧公園の緑を増やすことを提唱しています。これは「ぶつぶつ交換会」という具体的な行為をとおして、過度な消費文化を考え直し、ゴミを出さない、燃やさない循環型の生活を目指すものです。

今回で通算10回目になった「barter=ぶつぶつ交換会」は、ここ世田谷区砧地区に住む方々が家にあるまだ使えるけれどもう使わない品々、頂いたけれどだぶってしまったモノ、飽きてしまった洋服、読んでしまった本、CDなどなどを気軽に持ち寄っていただき、300円の参加費で交換しあいます。

そこで集まった参加費の1/3はWWFの植林活動に募金、また1/3は砧公園生け垣補修費に、残りを運営費に充てています。

今年初のbarterには、12人の方がモノを持って集まり、品々との巡りあいを楽しみました。ここでは、他の方にとっては不必要なモノたちが、新たな息吹を与えられます。リサイクルショップでは引き取ってもらえないようなモノも、大事に使ってくれる次の方を待っているのです。

その上、WWFに募金もできるのですから、今ブームの断捨離(ダンシャリ)からさらに倫理的に一歩踏み込んだ行動です。スローガンはSave the nature! Join the barter! 自然を救おう!ぶつぶつ交換しよう!

Ethical thinking, Ethical buying  自然を思う倫理的な考えはモノに対する行為にも必ず影響すると思うのです。

今回はWWFのウェブサイト上のイベント案内を見て、大田区から男性が自転車で駆け付けてくださったことが何よりのニュースでよろこびでした!ありがとうございました。

20120206blogd.jpg
20120206bloge.jpg

交換のおもしろさは品を購入するときの思慮深さも培うことができます。仲間の1人がこんな感想をブログでのべています(タレミミ日記)。よかったらご覧ください。
(ご報告:市民団体「fdb」代表Ku様より)

関連サイト

イベントの詳細や出品されている品などについてはこちらをご覧ください。

 

募金活動をやってみませんか?

WWFでは、自然保護事業を進めていくために、募金活動の協力をお願いしています。店舗や宿泊施設、病院、会社、学校、その他公共施設など人目につきやすい場所に、募金箱やパンフレットなどを設置していただける方は、ぜひWWF事務局までご一報ください。

 

この記事をシェアする

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP