Happy Birthday!シャンシャン


2017年6月12日に誕生してから、可愛らしい一挙手一投足に注目が集まる上野動物園のジャイアントパンダのシャンシャン。

シャンシャンって何がどう「可愛い」のだろうか、ちょっとだけ掘り下げてみました。

頭が相対的に大きく、タレ目がちで、目が下の方についている特徴を持つものを、わたしたち人間が「可愛い」と感じることは遺伝子に組み込まれているそうです。

その要素が白黒のコントラストの高い体色で強調されているパンダは、生物進化学的根拠における「可愛さ」を兼ね備えている動物と言えるのではないでしょうか。

©WWF Japan

12月18日に開催された「シャンシャンの公開を祝う会」にて。お母さんの真似っこをするシャンシャン

©WWF Japan

今では、木に登る姿もこんなりっぱに。大きくなりました!

しかし、野生生物であるジャイアントパンダにとっては、その特徴は森で暮らす上で外敵から見つかりにくくするための隠蔽効果であるなど、自然界で自分の力だけで生きていくための進化の形でもあります。

シャンシャンにとっては、人間に「可愛い」と思ってもらえるかどうかなんて、どうでもいいことであると思うけれど、このシャンシャン・ブームをただ「可愛い」で終わらせることなく、野生のパンダの危機的状況に多くの人が目を向けるきっかけとなれば嬉しいです。

シャンシャン、1歳のお誕生日おめでとうございます!(広報:山本)

参考文献:『人間の偏見 動物の言い分』高槻成紀(株式会社イースト・プレス、2018年)

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WWFジャパン ブランド・コミュニケーション室 メディア グループ長
山本 亜沙美

大学時代の専攻していた海洋生物学をきっかけに、絶滅危惧種や環境保全活動に興味を持ち始める。2005年卒業後、米セントラルフロリダ大学院にて生物学を学び、2007年に卒業。卒業後、航空会社にて運行管理のオペレーション業務に携わった後、2010年にWWFジャパン自然保護室アシスタントとして入局。2013年より広報・プレス担当として、取材対応、記者発表などをはじめとしたメディアリレーション、イベント企画・運営などに携わる。2018年7月からメディアグループ長として、広報全般・WWFジャパンのブランドコミュニケーションを担当する。

海洋生物学が専門のリケジョな広報プレス担当です。人の心に響くものはいつの時代も変わらずですが、今は伝える手法が多様化しつつあります。情報のトレンドを追いかけ、常に一歩引いた視点で物事を見るように心がけています。休みがあればスクーバ&スキンダイビングをしにどこかの島に行っています♪

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