[COP10関連] 湿地と渡り鳥を守る「パートナーシップ」


自然保護室の前川です。
昨日、COP10エキスポゾーンの日本政府テントで、環境省と、東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップの共催による、水鳥と湿地の保全に関連したイベントが開かれました。

このイベントでは、各NGOや行政機関から、鳥たちの現状や、国際協力すなわち「パートナーシップ」による保全活動の、意義や効果について発表がありました。

日本からもシギ・チドリ類、ガンカモ類、ツル類、それぞれの渡り鳥ネットワークから活動が報告され、私もパネリストの一人としてお話をしました。
生物多様性の保全が地域経済の発展に繋がる事例なども紹介され、およそ100名の参加者の方々が、耳を傾けていらっしゃいました。

フライウェイ・パートナーシップは、設立から今年で15年を迎えます。
関係各国の政府や、各環境NGOは、これまで積極的に、ネットワークを活用した保全活動と、その拡大に取り組んできました。
しかし、その一方で、湿地の生物多様性は今も減少し続けています。

明日23日には、パートナーシップに参加している湿地のひとつ、地元名古屋の藤前干潟で、交流会が開催されます。今までの成果や現状について情報を共有し、今後の協力体制について方針を出す予定です。

関係者の皆さんが、協力を深めてパートナーシップを強化し、貴重な湿地の生物多様性を守れるように。活動を促進してゆきたいと思います。

 

 

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シギ、チドリなどの水鳥は、毎年数千キロの渡りの旅をします

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日本有数の渡り鳥の飛来地、藤前干潟

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WWFジャパン海洋水産グループ グループ長
前川 聡

修士(動物学・北海道大学)
渡り性水鳥の全国調査および国際保全プログラムのコーディネーター業務、WWFサンゴ礁保護研究センター(沖縄県石垣島)での住民参加型の環境調査および普及啓発業務、海洋保護区の設定および管理状況の評価業務等に従事後、2011年より東日本大震災復興支援プロジェクトと水産エコラベルの普及および取得支援に携わる。養殖業成長産業化推進協議会委員。

日本各地の漁師町を訪ねては、持続的な養殖や漁業の推進のために関係者の方々と話し合いをしています。道すがら、普段はなかなか見ることができない風景や鳥を見つけては、一人ほくそえんでいます。もちろん、新鮮な魚介とお酒も! 健康診断の数値が気になるAround Fifty

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。

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