環境保全を、「なんとなく良いこと」のその先に


広報の松岡です。
先日、IUCN(国際自然保護連合)主催の、2020年に向けた連続勉強会に参加してきました。4回目の今回、テーマは「生物多様性」でした。

「生物多様性」とは、地球のすべての生命のつながりのこと。目に見えない小さな菌類から、草花や樹木、昆虫、鳥や魚、動物、ヒトも含めて、さまざまな命が複雑に関わり合って、生態系のバランスが保たれていることを表しています。

その保全のため、2020年へ向けて何をすべきか。

勉強会では、省庁、企業、NGOから30名程が集い議論したのですが、内容があまりに壮大で、「貢献したいが何から始めたら良いかわからない」という率直な声も聞かれました。

また、既に環境保全に取り組む企業からは、「社内でも社外でも、「なんとなく良いことをしている」程度の理解と評価しか得られず、もどかしい」という声も。

これに対し多くの参加者から、「環境保全活動を主流化させたい」という発言が聞かれました。

セミナーの様子

環境保全を「個々の良心に基づいた、付加的な行動」ではなく、「未来へ向け、全ての人に必要なアクション」として社会の構造に組み込もう、という意見です。

なんだか難しく聞こえますが、その趣旨は単純。環境保全につながる行動を、普段の暮らしの一部、つまり「自分ごと」として実践していこう、ということです。

たとえば、FSCやMSCの認証を受けた持続可能な木材や紙、水産物などを積極的に選択して利用することも、環境の保全につながります。

WWFジャパンの草刈からも、「生物多様性基本法」誕生の背景について説明しました。

大きな節目となる2020年へ向けて、ますます多くの方や企業・団体が、主体的に環境保全に取り組んでくださるように。

私たちも、環境のこと、野生生物のこと、温暖化のこと、地球のこと。

これからも、お伝えしていきます!

FSC製品のイメージ(展示品:FSCセミナーにて)

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C&M室 メディアグループ所属
松岡 永里子

プレス・映像担当。

長年氷上でアザラシを撮影している写真家の方に聞いた、撮影現場で着実に進む地球温暖化の影響にショックを受け、広報代理店から転職。難しい印象もある環境問題ですが、より多くの方に関心を持っていただけるような発信を目指しています。業務として始めた動画制作が今では趣味に。ドローンも練習中!

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