青森県立南部工業高等学校が街頭募金に協力してくれました


2014年8月、青森県三戸郡南部にある、青森県立南部工業高等学校建築科の皆さんが、駅前で街頭募金を実施し、WWFの自然保護活動のために、通行者にご協力を呼びかけてくださいました。担任の先生から、募金活動の様子や、生徒の皆さんの感想などを記した手記と、お写真をいただきましたので、ご紹介いたします。(WWFジャパン募金係)

WWF 街頭募金活動を実施して

2014年8月5日(火)、青森県立南部工業高等学校建築科では、八戸駅東口にて街頭募金活動を実施しました。 予定の集合時間よりも早めに集まり、「今日は頑張るぞ」と意気込みが感じられる朝、予定よりも早くテントを張り終え、募金活動に準備を整えました。

残念ながら今年度で閉校が決定している本校ですが、工業を学習している生徒達がその専門的な知識や技術を習得し、将来的には世界を視野に入れた技術者になって貰いたいという願いから「国際理解の研究」という取り組みをしています。今回はその一環としてWWFジャパンへの募金を呼びかける活動に取り組むことにしました。

当日の募金活動では、八戸駅を利用する市民に大きな声で募金活動を宣伝し、「自然保護のために募金をお願いします」と、学校生活ではあまり見かけることの出来ない生徒の頑張る一面を目の当たりにし、国際理解を真剣に考える生徒の内面を確認できた一日となりました。

生徒達も、初めての募金活動に対し、様々な反省点を顧みると共に、「予想以上に協力してくれる市民に募金活動を実施できて良かった」という達成感や「募金に協力したいと思ってもらえるようなアピールをしたい」と今後につなげる改善点を見出すなどの感想があり、今までの学習では得られなかった生徒の自らの発見の場となり、大変有意義な取り組みとなりました。

今回の街頭募金活動が単発の活動で終わるのではなく、今後も継続的に実践していくことによって、より多くの市民に広く「自然保護」という国際問題を募金活動を通して広められる生徒の活動として取り組んでいきたいと考えています。

今回は貴重な体験をする場面を提供していただき、ありがとうございました。

(ご報告:青森県立南部工業高等学校 建築科 担任畑中教諭)


募金活動をやってみませんか?

WWFでは、自然保護事業を進めていくために、募金活動の協力をお願いしています。店舗や宿泊施設、病院、会社、学校、その他公共施設など人目につきやすい場所に、募金箱やパンフレットなどを設置していただける方は、ぜひWWF事務局までご一報ください。

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