2月22日はネコ「科」の日


2月22日は、「ニューニャーニャー」にかけて、「猫の日」だそうです。

おうちの猫ちゃんと、この日を祝われる方も多い?のではないかと思います。

野生の世界にもネコの仲間は少なくありません。

現在知られているだけで、世界には大小さまざま37種のネコ科の動物たちが生息しています。

ピンと立った耳が特徴的なサーバルや、驚異のジャンプ力で空中の鳥を襲うカラカル、マヌルネコはその扁平な顔が可愛らしい。

もちろん、わたしも好きなトラもネコ科の1種ですね。

そんな中から今日は特に、スペインにだけ生息するイベリアオオヤマネコをご紹介したいと思います。

カラカル(上)とマヌルネコ(下)

イベリアオオヤマネコは、耳の先の房毛と、あご髭が特徴的なオオヤマネコの1種ですが、何よりの特徴は、さまざまな小動物を獲物とする他のオオヤマネコと異なり、アナウサギ専門のハンターである、ということ。

実に食物の9割がアナウサギ、という度を越した偏食家です。

しかし、生息域が広く開発される一方、ウィルス性の病気でアナウサギが激減したため、イベリアオオヤマネコも減少し、2001年ごろには約50頭まで減ってしまいました。

幸いWWFスペインやスペイン政府の努力により、2012年には156頭まで回復しましたが、依然として、ネコ科の野生動物の中では最も数が少ない、絶滅の危機も高い動物です。

私たちWWFジャパンが直接その保全活動にかかわっている、インドネシアやロシアの森にも、トラやヒョウ、ウンピョウといった、絶滅の危機にある野生のネコたちが息づいています。

「猫の日」のネコは、あくまで飼い猫のことかもしれませんが、せっかくの記念日ですから、野生に生きるネコ科の動物たちにも、ぜひ思いを馳せてみてください。

現在、世界のさまざまな野生のネコ科動物を紹介した特設サイトを公開しています。是非ご覧いただければと思います。(サポーター事業室 河村)。

イベリアオオヤマネコ。現在も保護活動が続けられています。

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