你好!春の渡りの珍客にご対面(動画あり)


企画調整室の谷野です。
最近、ツバメを見た!という方、いらっしゃいませんか?

この季節になるとやってくる彼らは、春の終わりを告げる夏鳥たちです。

気を付けていると、他にもさまざまな渡り鳥の姿が、間近で見られることがあります。

そんな出会いが私も先日ありました。

場所は、中国・黄海の鴨緑江。
東アジアで最も重要な渡り鳥の飛来地のであるこの場所は、私たちが保全に取り組むフィールドの一つです。

ここで先日、船に乗っていたところ、その船内に珍しいお客さんが迷い込んでました。

ウグイスに似た、美しくかわいらしい小鳥です。

しかもこの鳥、なんと人の頭や手に止まって、不思議そうに、じっとこちらを見ているではありませんか。

全然人を怖がりません

背中側の模様はこんな感じ。

私はこの時、ひどい船酔いのため船内で寝込んでいたのですが、これにはさすがにビックリ。

船外に出してあげても、再び戻ってきて、船員さんたちとさんざん遊んだ(?)挙句、最後にはとうとう窓際で眠ってしまいました。

似た鳥が多いので、正確にはわかりませんでしたが、これは渡り鳥のカラフトムシクイか、キマユムシクイのようでした。

実際、彼らは秋から冬にかけて、インドやアジアの温暖な地域で過ごし、春になると繁殖のため遠くシベリアまで旅をします。

その渡りの旅の途中だったのでしょうか。

以前書物で、渡りの途中の鳥たちが洋上の船に止まって翼を休めることがあると読んだことがありますが、今回のそれが、まさにそうだったのかもしれません。

気が付けば、いつの間にか船内からいなくなり、私の船酔いもおさまっていました。

鴨緑江からシベリアまではあとわずかの距離。無事に渡りを終え、新しい夏を迎えてほしいものです。

帽子の上にも。

窓際で眠ってしまいました。

関連情報

企画管理室 ITグループ長
谷野 要

ライフワークは、ITと自然保護を繋げる方法をあれこれ考えることです。

社会人になってからはIT畑一筋。WWFでは、技術書よりも動物図鑑をこよなく愛するIT担当者です。生き物好きの世界に入り込んだのは約40年前。昆虫写真家の海野和男さんの写真に興味をひかれたことがきっかけです。以来、昆虫好きにはじまって、魚・両生・爬虫・鳥・哺乳類と、いろいろな野生動物を観察してきました。趣味は、2000kmを旅するアサギマダラの飛来調査とムササビの観察会。

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