今日は山の日!「山を守る者」のメッセージ(動画あり)
2016/08/11
今日8月11日は、山の日!
国民の休日として施行してから、初めての休日ですね。
この山の日が制定された目的は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことだそう。
そんな日にちなみ、WWFインドネシアの取り組みに協力している映像クリエイターの方が今年制作した、「山を守る者」という動画をご紹介します!
インドネシア語音声、英語字幕ですが、映像を見ているだけでもメッセージが伝わってくるので、ぜひご覧ください。
【動画】The Muller Mountain's Protector
映像中では、自然豊かな村に暮らす年配の男性が、こう語りかけます。
『森は、私たちにとって、とても大切です。
森の中で、食べ物も、樹脂も、籠などを編むための籐も、
薬だって手に入るからです。
私たちの村には美しい川が流れ、その水は清く清潔です。
森を守ることで、川も守られているのです。
しかし今、森は苦しんでいます。
農業やプランテーションの開発のため失われ、
木材の利用のために、過剰に木が伐採されているからです。
森の機能を取り戻すために、
私たちは地域で一丸となり、たくさんの木を植えました。
一緒に、森を守りましょう。
森は、ここに暮らす私たちだけではなく、
すべての人にとって、大切なのです。
もし、森を傷つけなければ
森は私たちに、そして次世代の子供たちにも、
たくさんの恵みをもたらしてくれるでしょう』
美しい自然の風景と、悲しげな男性の声、そして明るい表情の子供たち。
森と共に生きてきた男性が、その森と、次世代を担う子供たちの未来を憂う気持ちと、今行動すればきっと未来は変えられる、という希望が伝わってきます。緑豊かな景色を、これからの未来もずっと引き継いでいくために。
山の日の今日、自然を大切にする気持ちを育み、今私たちに出来ることを、考えてみていただければと思います。
(広報 松岡)