南米のチリで海の大切さを伝え、地域の人たちにもその保全に参加してもらう普及活動を1回実施できます。
ロシアでケガをしたトラを野生復帰させるためのリハビリ活動を6日間、支えることができます。
スマトラの熱帯林で、違法伐採や野生動物の密猟を防ぐパトロールを14日間、支えることができます。
人権侵害に加え、水産資源の枯渇や海洋生態系の悪化を助長する「IUU漁業」由来の水産物は、日本が輸入する天然水産物の実に3割を占めると推定されます。2022年12月、対IUU漁業法ともいえる「水産流通適正化法」が施行されましたが、その対象魚種はわずか7種。WWFジャパンは、IUU漁業撲滅には対象魚種を全魚種に拡大することが欠かせないと考え、署名を呼びかけています。今回、IUU漁業を初めて知る方向けに、ぬまがさワタリさんによる解説イラストと、海に携わる方々が目の当たりにしている危機感や想いを集めたメッセージ動画を公開しました。
2022/12/15
世界の水産資源は減少の一途をたどり、今や約3割が「獲りすぎ」の状態です。この状況に拍車をかけているのが、法律や規制、ルールを守らずに行なわれる「IUU(違法・無報告・無規制)漁業」。耳にしたことがある方は多くはないかもしれませんが、日本が輸入する天然水産物の約3割がIUU漁業由来と推定され、私たちの食卓ともつながりがある深刻な問題です。では、IUU漁業問題の負の影響は?必要な対策は?日本の規制はどうなっている?私たちにできることは?このたびWWFジャパンでは、人気イラストレーター・ぬまがさワタリさんのご協力を得て、IUU漁業問題を分かりやすく図解していただきました。ぜひご覧いただき、ご家族・ご友人とも一緒にこの問題を考えていただければ幸いです。
素敵な生きものとカルチャーを愛するイラストレーター/作家。2022年3月に最新作『ぬまがさワタリのゆかいないきもの超図鑑』(西東社)出版。過去作『図解 なんかへんな生きもの』(光文社)、『ぬまがさワタリのゆかいないきもの(秘)図鑑』(西東社)、『絶滅どうぶつ図鑑 拝啓 人類さま ぼくたちぜつめつしました』(PARCO出版)、『超図解 ふしぎな昆虫大研究』(KADOKAWA)等。Twitter https://twitter.com/numagasa
日々の暮らしの中で、私たちがいくら「IUU漁業由来の魚は食べたくない」と思っても、店頭に並んだ状態では見極めがつかないのが現状です。2022年12月1日に施行された「水産流通適正化法」をさらに強化し、対象魚種を現在の7種からすべての魚種に拡大することで、IUU漁業由来の水産物を日本の市場に流通させないしくみを確立することが重要です。そのための署名をWWFジャパンは呼びかけており、ひとりでも多くの消費者がこの問題を知って、署名に参加し、ご家族やご友人に広めていただきたいと考えています。ぜひ、ご協力をお願いいたします。
Change.orgのサイト:12/1施行の新法は不十分!奴隷労働や違法漁業由来の魚は食べたくない――。日本の市場からIUU漁業をなくすために、あなたの力を貸してください!
なお、初めてオンライン署名サイトChange.orgを利用するという方向けに、ぬまがさワタリさんのイラストでポイントをまとめました。ぜひご覧ください。
さらに今回、海や水産業に携わる方々や、強い問題意識を持つ方々から、メッセージをいただきました。8名が目の当たりにしている実情や危機感、想いをぜひ皆さんと共有したく、各動画をご覧ください!
私たちが食べる水産物すべてをIUUフリーにしたい。8名の方々の想いに共感いただけたら、ぜひ、日本の市場からIUU漁業をなくすための署名と、周りの方へのシェアに、ご協力をお願いいたします!
ドキュメンタリー作家/ジャーナリストデジタル世代のスマホサイズに合わせた表現やテンポ感などで、SDGs や社会課題の若年への発信を得意とし、これまでバングラディッシュの繊維工場や気候難民、売春や黒人差別、香港デモやウクライナでの戦争などを取材。作品受賞履歴:ロンドン国際映画祭/グローバルフィルムフェス オフィシャルセレクション, Asia on film festival/国際平和映像祭 アワード受賞, ニューヨーク国連本部 Plural +招待/札幌国際短編映画祭上映
動画で理解するIUU漁業問題<せやろがいおじさん5分解説動画>複雑なIUU漁業問題を、沖縄から発信する時事ネタ動画が人気のお笑い芸人「せやろがいおじさん」が解説します。https://www.youtube.com/watch?v=pvsDUwFSp60
もっと詳しく知りたい方に<WWFジャパンIUU漁業のページ>IUU漁業問題について、もっと詳しく知りたい方、IUU漁業撲滅のために、WWFジャパンが取り組んでいる活動について知りたい方は、こちらへ。<IUU対策「水産流適正化法」施行 残された課題とは?>2022年12月1日、「水産流通適正化法」が施行されました。しかし、今回の施行で対象となったのは国内水産物3種、輸入規制対象4種のみ。今後の運用の改善が必要とされています。詳しくはこちらへ。
IUU対策「水産流通適正化法」施行 残された課題とは?
魚を食べられる海の未来を守る
黄海のアサリ漁業の取り組みが第4回ジャパン・サステナブルシーフード・アワードを受賞!
WWFジャパン1年間の活動報告(2021年7月~2022年6月)
皆さまからお寄せいただいた会費やご寄付をもとに、さまざまな活動を進めることができました。この場を借りて、心より厚く御礼申し上げます。
スタッフインタビュー 環境保全のヒトビト
WWFジャパンでの働く人たちのさまざまな想いを、インタビュー形式ででお伝えします。
生物多様性スクール開催報告
2022年のキーワードとして注目される「生物多様性」。各回にそれぞれ著名な有識者をゲストしてお招きしながら、食、金融、経済など、身近な切り口から生物多様性について考えます。
シリーズ:自治体担当者に聞く!脱炭素施策事例集
WWFジャパンでは、自治体における脱炭素の取り組みを後押しするため、日本各地の自治体が進める脱炭素施策の先進事例を取材し、「シリーズ自治体担当者に聞く!脱炭素施策事例集」としてまとめました。
私たちの活動は、皆さまのご支援によって行われています。人類を含む全ての生き物と自然が調和して生きていける未来のために、ご支援をお願い致します。
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