ヨーロッパの目撃者一覧


(C)WWF-Italy

目撃者の証言:ミツバチが語る温暖化の影響

ヨーロッパ(イタリア):ジュゼッペ・ミランティさんの証言

ジュゼッペ・ミランティさんは、1979年に北イタリアのピアチェンツァで生まれました。20歳で農工業マーケティングの技術学位を取得した後、軍警官としての職務に就きましたが、農業への熱い思いを実現するために転職。農業と養蜂の仕事に改めて取り組むことにしました。
ジュゼッペ・ミランティさんは現在、農業企業と養蜂場を経営しています。しかし、地球温暖化の影響によって植物の開花時期が変わったため、その変化にハチたちが適応できず、蜂蜜の生産が減っているといいます。温暖化によって、身近で当たり前の食材が、手に入らなくなるかもしれない、一つの例といえるかもしれません。...続きを読む

Loading...

(C)WWF-UK/Nick Ridley

目撃者の証言:雪が消え、走れなくなる犬ぞり

ヨーロッパ(イギリス / スコットランド):アラン・スチュアートさんの証言

スコットランドで犬ぞりセンターを経営するアラン・スチュアートさんは、近年続く気温の上昇という脅威に直面しています。そりを走らせる雪が減り続けているのです。さらに、そりを引くシベリアンハスキー犬の毛も真冬に生え換わるなど、これまでは考えられなかったさまざまな異変を、スチュアートさんは目の当たりにしています。...続きを読む

Loading...

(C)Julia Balz/WWF-Canon

目撃者の証言:古き森を蝕む気温の上昇

ヨーロッパ(ドイツ):ゲオルク・スペルベルさんの証言

1933年にドイツのニュルンベルクで生まれたゲオルク・スペルベルさんは長年、森林管理や林学の教育についての仕事に携わってきました。スペルベルさんが管理に携わってきた森の一つに、その名を広く知られた広大な落葉樹の森「シュタイガーヴァルト」があります。この森で20年以上も自然を間近で観察し、観察日記を書き続けてきたスペルベルさん。今、気温の上昇や干ばつがこの森の木々を弱らせ、また害虫を大量発生させて貴重な森林を破壊し、人の生活にも大きな影響を及ぼしていると証言しています。...続きを読む

Loading...

(C)WWF-Spain/Sonia Cervello

目撃者の証言:大地がうるおいを失ってゆく

ヨーロッパ(スペイン):ホセ・ルイス・オリベロス・サフラさんの証言

スペイン中部で長年、農業を営んできたホセさん。最近、過去に例の無い大干ばつや気温の上昇など、異常気象による農業被害に遭っているといいます。水不足が原因で豆や穀物が全く収穫できなかった年もありました。気候の変動は、ホセさんのような農業に携わる人々に経済的な打撃を及ぼすだけでなく、その未来にも暗い影をのばしています。...続きを読む

Loading...

(C)WWF UK

目撃者の証言:崩れゆく白亜の断崖

ヨーロッパ(イギリス):カシアン・ガーベットさんの証言

イギリス南部の町シーフォード近の海辺に住むカシアン・ガーベットさんは、海面の上昇や頻発する暴風雨、そして海岸にそびえる雄大な白亜の崖を守る防波堤が、その影響によって幾度も突き崩されるのを目撃してきました。ガーベットさんは、異常気象をおさえ、未来に向けた海との共存を目指すべきことを訴えています。...続きを読む

Loading...

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP