WWFジャパンの新事務局長に東梅貞義が就任しました


公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(東京都港区 以下、WWF ジャパン 会長:末吉竹二郎)は本日2020 年 7 月 1 日、筒井隆司(つつい りゅうじ)の後任として東梅貞義(とうばい さだよし)が新たに同日付けで事務局長に就任することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

東梅は、1992 年に WWF ジャパンに入局してから、日本国内の重要湿地の保全活動に携わり、また 2000 年からは黄海エコリージョン保全プロジェクトを立ち上げ、プロジェクトマネージャーとして中国と韓国の沿岸域の生物多様性保全を支援してきました。2011 年からは、WWF ジャパンの自然保護室長として WWF ジャパンが手掛ける地球環境保全活動全般を、2017 年からは WWF アジア太平洋地域ネットワーク 23 カ国の自然保護室長の代表としてアジア太平洋地域の違法野生生物取引対策のハブの設立を主導するなど、国内外のプロジェクトのマネージメントにも従事してきました。そしてこのたび、国内外での自然保護活動の最前線で培ってきた経験とリーダーシップを生かすべく、WWF ジャパンの事務局長に就任しました。

プロフィール

事務局長
東梅 貞義

事務局長ご挨拶

誕生日
1965年10月14日
年齢
54歳(2020年7月1日現在)
出身地
岩手県
学歴(年号含む)
国際基督教大学教養学部理学科卒業(生物専攻)(1990年)
英国エジンバラ大学修士号(Master of Science)取得(自然資源管理専攻)(1991年)
職歴
1992年WWFジャパンに入局
日本全国各地の重要湿地の保全活動に携わる。
オーストラリア、ロシア、韓国、中国など、渡り鳥を通して日本の湿地とつながりおある国々のNGOと国際的に交流し、それぞれの重要湿地の保全を相互に支援。
2000年から「黄海エコリージョン国際保全プロジェクト」を立ち上げ、中国と韓国の沿岸域の生物多様性保全活動を支援。
2011年から自然保護室長として、また2019年からはシニアダイレクターとして、WWFジャパンが手掛ける地球環境保全活動全般を統括。
2017年、アジア太平洋地域23カ国のWWFの自然保護室長代表に就任。
2019年、アジア太平洋地域違法野生生物取引対策ハブの設立を主導。
2020年7月 WWFジャパン事務局長就任

なぜWWFに入局したのか
自然環境の保全の現場で仕事をし、環境問題に直接貢献したいと考えていたため。
また、世界のいろいろな人と協力し、国際協力を通じて環境問題に取り組みたかったので。

WWFで成し遂げたいこと
自然生きものの大切さを、一人でも多くの人が、心で、頭で、身体で感じてくれるようになる社会の実現。
そして、毎日の様々な生活の場面で、仕事の局面で、自然と生きものを守り、人間の健康を守り社会の安全を高めるために、一人一人ができる「選択」がある事を知り、積極的に行動できる人々を増やしていくこと。
その実現のために、WWFジャパンのスタッフが一丸となって、世の中に環境問題と生活・仕事とのつながりに気付く機会をより多く提供し、関心を持って多様な方法で参加できるチャンスを増やしていく。そして、多くの人々と一緒に、自然と生きものを守り、回復へ導く「地球環境版・新しい生活様式」を、次の10年で日本に広く根付かせること。
趣味
月の一度の陶芸教室で、花器や皿を作ること、季節の草花を花活けすること、年に数度、国内外の島や遺跡を訪れ、地元の料理を楽しむ旅行へ行くこと

特技
語学(英語、ポルトガル語、中国語)
好きな言葉
If you want to go fast, go alone, if you want to go far, go together.
速く行くなら、一人で行く、遠くまで行きたいのなら、一緒に行く。
尊敬する人
これまでの人生で私に、そして多くの方に、一貫とした姿勢で快く学ぶチャンスを与えてくださる方々を尊敬しています。
座右の銘
Together possible 「一緒なら達成できる」

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環境保全団体です。

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