• オススメ
  • イベント
  • 無料
  • WWF主催・登壇

スクール・パリ協定プラス 2025 ~脱炭素に関するシリーズ勉強会~ 気候変動に関する国連会議COP30の注目点 基礎概要編

イベント|無料|地球温暖化を防ぐ

これから開催

開催日時
2025年10月07日(火) 15:00 ~ 16:30

場所
Zoomウェビナー


WWFジャパンでは、脱炭素に関する国内外の様々な取組を解説する勉強会をシリーズで開催しています。これは、2008年からジャーナリスト向けに開催しているパリ協定に関する勉強会「スクール・パリ協定」を、企業や自治体向けにも拡大して開催するもので、必ず知っておきたい世界からの脱炭素をめぐる最新情報を分かりやすくお伝えします。

気候変動に関する国連会議COP30の注目点 基礎概要編

気候変動に関する国連会議COP30(第30回国連気候変動枠組条約締約国会議)が、ブラジル・ベレンで、2025年11月10日から11月21日まで開催されます。これに先立ち、WWFジャパンではCOP30の注目点について基礎から分かりやすく解説するウェビナーを10月7日(火)午後3時から開催します。

2025年は気候変動対策の国際約束「パリ協定」が採択されてから、ちょうど10年の節目の年です。世界各地で猛威を振るう酷暑や洪水などの気候危機を前に、各国からパリ協定に基づく2035年に向けた次期削減目標(NDC2)が出そろうCOP30では、世界全体で今後の気温上昇を1.5度に抑える削減水準にどれ程近づくことができるのかが注目されます。

また今回のCOP30は、世界第2位の排出大国アメリカが国際協調に背を向ける中、世界が団結して気候変動に立ち向かうことができるのかが試される重要な会議でもあります。自主性を重んじるパリ協定の実効性の鍵を握るのが機関投資家や企業、都市・自治体といった各国政府以外の「非国家アクター」です。COP会議は非国家アクターの脱炭素化に向けた約束や進捗状況が盛んに議論される場となっており、非国家アクターの役割を理解し動向を把握することが年々重要になってきています。特に今回はアメリカの州政府や企業などの動きが焦眉の的となるでしょう。

加えて昨年のCOP29で決まった気候資金目標をどのように具体化していくのか、またアマゾンでの開催にこだわった議長国ブラジルの森林保全や食料システムの変革に向けた動きも目が離せません。

脱炭素社会の行く末を方向付けるCOP会議について、WWFジャパン気候・エネルギーグループから長年気候変動交渉に携わってきた小西雅子、非国家アクターの専門家である田中健が、パリ協定の基礎から最新情報、COP30の論点まで分かりやすくお伝えします。さらに森林保全に関する国際的な動向や開催地ブラジルのアマゾンやセラードの現状をWWFジャパン森林グループの田沼俊剛が解説します。

当日のスケジュール(仮)

時刻 内容 担当
15:00 ウェビナー開始 WWFジャパン気候・エネルギーグループ 羽賀秋彦
15:05~15:25 COP30注目点①
COP30交渉のポイント
WWFジャパン気候・エネルギーグループ 小西雅子
15:25~15:40 COP30注目点②
非国家アクターの動向
WWFジャパン気候・エネルギーグループ 田中健
15:40~16:00 COP30注目点③
アマゾン:地球の肺だけではない役割
WWFジャパン森林グループ 田沼俊剛
16:00~16:30 質疑応答  

登壇者

小西 雅子 WWFジャパン 専門ディレクター(環境・エネルギー)
昭和女子大学特命教授(2017年~)兼務。
中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005年に国際NGOのWWFジャパンへ。専門は国連における気候変動国際交渉及び環境・エネルギー政策。2002年国際気象フェスティバル「気象キャスターグランプリ」受賞。環境省中央環境審議会委員。環境省カーボンプライシングの活用に関する小委員会委員。近著『気候変動政策をメディア議題に―国際NGOによる広報の戦略』(ミネルヴァ書房2022)、『地球温暖化を解決したい―エネルギーをどう選ぶ?』(岩波ジュニアスタートブックス2021)など。博士(公共政策学・法政大)。米ハーバード大修士課程修了。気象予報士。

田中 健 WWFジャパン 気候・エネルギーグループ 非国家アクタープロジェクト担当
福岡県庁、経済産業省で廃棄物管理やリサイクルなどの環境保全行政に従事、日本のリサイクル企業の海外ビジネス展開を支援。その後、日本科学未来館にて科学コミュニケーターとして、国内外の科学館、企業、研究機関などと連携し、科学技術や研究者と一般市民をつなぐ様々なプロジェクトを担当。2018年8月から現職。気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative: JCI)等、企業や自治体など非国家アクターの気候変動対策の強化に取り組む。九州大学理学府分子科学専攻にて修士課程(理学)修了。

田沼 俊剛 WWFジャパン 森林グループ
外資系コンサルティング会社で11年間勤務し、金融セクターおよびエネルギーセクター向けに業務改革、組織改編、事業戦略策定など幅広い支援を提供する。英国本社のエネルギー戦略チームへの出向、国内における電力自由化チームの立ち上げを経験し、その後WWFジャパンへ入局。 オーストラリアおよびブラジルの森林保全、国内企業のサステナブル調達を担当。米イェール大学環境大学院にて環境マネジメント修士課程修了。

羽賀 秋彦 WWFジャパン 気候・エネルギーグループ
環境省、在ベトナム日本国大使館(環境担当)勤務の後、2023年1月にWWFジャパンに入局。気候変動・エネルギーに関する企業連携やSBTi関係などを担当。上智大学法学部地球環境法学科卒(法学士)、英国ケント大学ダリル保全生態学研究所にて修士号取得(MSc in Conservation Ecology)。

イベント詳細

日時 2025年10月07日(火) 15:00 ~ 16:30
場所 Zoomウェビナー
内容 脱炭素社会の行く末を方向付けるCOP会議について、WWFジャパン気候・エネルギーグループから長年気候変動交渉に携わってきた小西雅子、非国家アクターの専門家である田中健が、パリ協定の基礎から最新情報、COP30の論点まで分かりやすくお伝えします。さらに森林保全に関する国際的な動向や開催地ブラジルのアマゾンやセラードの現状をWWFジャパン森林グループの田沼俊剛が解説します。上記プログラムをご参照ください。
主催 WWFジャパン
お申込み・お問合せ https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_jHHmdwqETd6Is9YzW2tdxw
※お申し込み後、参加URLを含むメールが届きます。

この記事をシェアする

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP