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3/10「生物多様性スクール」新シリーズ―気候変動問題との同時解決を 第1回「生物多様性と人類」@オンライン ゲスト: 山極壽一氏

イベント|無料|持続可能(サステナブル)な社会を創る

開催は終了いたしました

開催日時
2023年03月10日(金) 16:00 ~ 18:00

場所
Zoomによるオンラインセミナー
イベント開始までに下記リンクからお申込みください
https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_0YLvuC9tTJybOAraqUmx3w


世界自然保護基金(WWF)ジャパンは、2023年3月10日より「生物多様性スクール2023」を開始します。本イベントは、2022年1月から7月までWWFジャパンが連続開催した「生物多様性スクール」の新シリーズです*。各回著名な有識者を招き、身近な切り口で生物多様性について考えます。 特に新シリーズでは、生物多様性の損失と気候変動問題の同時解決や、双方への配慮の重要性について考え、取り組みの先進事例等を紹介していきます。シリーズを通して、モデレーターは生物多様性と地球環境問題全般に知見の深い井田徹治氏(WWFジャパン理事、共同通信編集委員)が務めます。
*生物多様性スクールの報告ページ(過去のスクールについて)

生物多様性スクール2023 第1回「生物多様性と人類」

新シリーズ第1回には、WWFジャパン理事で、総合地球環境学研究所所長、元京都大学総長の山極壽一(やまぎわ・じゅいち)氏を迎え 「生物多様性と人類」について考えます。山極氏は、ゴリラ研究の第一人者として霊長類学の進展に貢献し、霊長類学の観点からの現代社会の課題や環境問題への鋭い洞察が、幅広い層に支持されています。「人間というサルは、なぜ自然を破壊し続けるのか?解決のためのヒントは?」をテーマにお話いただきます。WWFジャパンからは、事務局長の東梅貞義が、国際環境NGOの視点から考える生物多様性と気候変動の問題についてお話します。

背景

世界の生物多様性は過去50年で69%損失し、また地球の平均気温は産業革命前よりすでに1度以上上昇したと報告され、地球環境はいま、危機的な状況にあります*。WWFジャパンは2030年までに生物多様性の劣化を食い止め、回復に転じさせる「ネイチャー・ポジティブ」、2050年までの脱炭素社会実現という2大目標を掲げて、認知拡大と理解向上に取り組んでいます。2022年12月の国連の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)では、「昆明・モントリオール2030年目標」という生物多様性の世界目標が策定され、今後各国施策への反映が注目されています。近年の国連の気候会議等で、気候変動と生物多様性損失の2つの危機に同時に対策することの重要性が強調される中、私たちはこれらの課題にどのように向き合い、どう取り組むべきかを考えます。
*生きている地球レポート2022 ー ネイチャー・ポジティブな社会を構築するために ー

お申込

参加ご希望の方は、以下より、イベント開始までにご登録をお願いします。
https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_0YLvuC9tTJybOAraqUmx3w
当日リアルタイムでのご参加が難しい場合も、後日アーカイブ動画と資料をお送りしますので、ぜひご登録ください。

登壇者プロフィール

山極壽一氏  WWFジャパン理事、総合地球環境学研究所 所長

1952年東京都生まれ。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。理学博士。ルワンダ共和国カリソケ研究センター客員研究員、日本モンキーセンター研究員、京都大学霊長類研究所助手、京都大学大学院理学研究科助教授、同教授、同研究科長・理学部長を経て、2020年まで第26代京都大学総長。人類進化論専攻。屋久島で野生ニホンザル、アフリカ各地で野生ゴリラの社会生態学的研究に従事。 日本霊長類学会会長、国際霊長類学会会長、日本学術会議会長、総合科学技術・イノベーション会議議員を歴任。
現在、総合地球環境学研究所 所長、京都市動物園名誉園長、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)シニアアドバイザーを務める。南方熊楠賞、アカデミア賞受賞。著書に『人生で大事なことはみんなゴリラから教わった』(2020年、家の光協会)、『スマホを捨てたい子どもたち―野生に学ぶ「未知の時代」の生き方』(2020年、ポプラ新書)、『京大というジャングルでゴリラ学者が考えたこと』(2021年、朝日新書)、『猿声人語』(2022年、青土社)など多数。

井田徹治氏  WWFジャパン理事、共同通信編集委員 

1959年東京生まれ。1983年、東京大学文学部社会学科卒。同年共同通信社に入社。つくば通信部などを経て1991年 本社科学部記者。 2001年から2004年まで、ワシントン支局特派員(科学担当)。2010年から現職。環境と開発の問題をライフワークにアジア、アフリカ、中南米などでの環境破壊や貧困の現場、問題の解決に取り組む人々の姿などを報告してきた。気候変動枠組み条約締約国会議、ワシントン条約締約国会議、環境・開発サミットなど多くの国際会議もカバーしている。著書に「大気からの警告」(創芸出版)、「生物多様性とは何か」(岩波新書)、「霊長類」(同)など多数。

東梅貞義 WWFジャパン 事務局長

国際基督教大学教養学部理学科卒業(生物専攻)。英国エジンバラ大学修士号(Master of Science)取得(自然資源管理専攻)
1992年WWFジャパンに入局以降、日本全国各地の重要湿地の保全活動に携わる。
2019年からはシニアダイレクターとして、WWFジャパンが手掛ける地球環境保全活動全般を統括。
2020年7月 WWFジャパン事務局長就任。
座右の銘は、Together possible 「一緒なら達成できる」

過去の生物多様性スクール開催報告

イベント詳細

日時 2023年03月10日(金) 16:00 ~ 18:00
場所 Zoomによるオンラインセミナー
イベント開始までに下記リンクからお申込みください
https://wwf.zoom.us/webinar/register/WN_0YLvuC9tTJybOAraqUmx3w
内容 イントロダクション5分
山極氏講演40分
ディスカッションと質疑応答45分
質疑応答30分
備考 お申込者にはZoomより参加用のURLがメールで届きます。 イベント申込時、イベント開始の1時間前と1日前にメールが届きますので、ご自身のメールボックスをご確認ください。 Zoomについてご不明点等あれば、TEL 03-03-3769-1714へお問合せください 。

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