株式会社モンベルがカメルーンロベケ国立公園に装備品を提供


2013年5月25日、アフリカ中西部の国カメルーンの南東部にあるロベケ国立公園で、現地の森林省のレンジャーたちやコミュニティーのアシスタントが使用する、装備の贈呈式が行なわれました。今回、贈呈された45人分の装備は、株式会社モンベルのご厚意によりご提供いただいたものです。豊かな自然の姿を今にとどめるロベケ国立公園は、国境を越えて侵入してくる密猟者に脅かされており、今回の支援もWWFカメルーンを通じ、そうした密猟を防止する取り組みなどに活用される予定です。

過酷なフィールドでのパトロールや調査

カメルーンのロベケ国立公園では、密猟などの違法行為から野生動物や自然を守るため、森林省のレンジャーたちによる定期的なパトロールが行なわれています。

また、レンジャーやWWFカメルーンの調査スタッフなどがチームを組み、国立公園内に散らばる観察ポイントに、どういった動物が出没するのかを、月に1度、6日間にわたって調べるモニタリング調査なども実施。電気も水道もない過酷なジャングルの環境の中で、多くのスタッフがキャンプ生活をしながら、こうした取り組みを行なってきました。

しかし、現地では資金不足もあり、リュックサックやテントなどの装備が2008年に購入して以来、補充されておらず、多くが使用の限界にきていました。さらに、2012年9月に、政府による密猟対策強化のため、19人のレンジャーが加わり41人の大所帯となったため、テントを初め装備不足が深刻になっていました。

国立公園の中でのパトロールや調査に際して、キャンプでのレンジャーたちへの負担を少しでも軽減し、仕事の効率や効果をあげてゆくためにも、基本的な装備の充実は、現場の抱える一つの課題であり続けてきました。

贈呈式の様子

国立公園での活動に必要不可欠な装備を支援<

この状況の改善を支援するため、2013年5月、株式会社モンベルのご厚意により、リュックサック、雨具、テント、マット、寝袋のセットが、WWFジャパンを通じ、ロベケ国立公園に届けられました。

支給されたのは、国立公園のレンジャー41名、WWFカメルーンの現地スタッフ2名とコミュニティーからのアシスタント2名分、合計45名分の装備です。

提供されたテントはいずれもコンパクトな一人用で、ジャングルの中を歩き疲れた体を休めるには非常に適したものです。フィールドワークの現場の環境を、大きく改善するものとなりました。

この支援には、自然保護団体などを支援する制度「モンベルクラブ・サポートカード」に参加し、WWFの活動にご賛同いただいた、モンベルクラブ会員の皆さまからのご支援が含まれています。

そして、2013年5月25日には、WWFジャパン、WWFカメルーンのスタッフの立会いの下、ロベケ国立公園管理事務所で装備の贈呈式が行なわれ、実際に使用するレンジャーたちに、装備が配分されました。

贈呈式後、さっそくレンジャーたちは真新しいテントを実際に組立て、中にマットを敷き、寝袋にくるまってみるなどして、この支援を喜び合いました。
ご支援をいただいた株式会社モンベルとモンベルクラブの会員の皆さまに、この場を借りてお礼を申し上げます。

今回の支援はWWFカメルーンとの協働を通じ、カメルーンのロベケ国立公園に向けて始まった、日本からの支援の一環として行なわれました。WWFジャパンでは今後も、企業、個人からのご支援のもと、現地の自然環境、そして野生動物を守るため、レンジャーへの支援を含めた多角的な支援に取り組んでゆきます。

関連情報

新しい装備を持って、いざ国立公園へ

真新しい雨具を試着するWWFカメルーンのスタッフ

実際に国立公園内で新しいテントを使用している様子

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