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スクール・パリ協定プラス2025オンライン-脱炭素に関するシリーズ勉強会-企業が知っておきたい「気候変動に関する国連会議COP30の結果」 COP30の結果から考える、今後の脱炭素戦略

イベント|無料|地球温暖化を防ぐ

これから開催

企業が知っておきたい「気候変動に関する国連会議COP30の結果」 ~COP30の結果から考える、今後の脱炭素戦略~

開催日時
2025年12月08日(月) 15:00 ~ 16:30

場所
teams ウェビナー


© WWFジャパン/ Yumi Sato

気候変動に関する国連会議COP30が、ブラジル・ベレンで、2025年11月10日から会期を延長し11月22日まで開催されました。
アマゾンの都市ベレンでの交渉の核心は、排出削減の野心を高めること、特に今回はCOP28で決まった化石燃料からの転換の道筋を作ることができるのかということと、深刻化する気候危機の影響に適応するために脆弱国を支援する資金を増やすことができるか、この二つの要求のバランスを見つけることでした。また、森林保全に関する基金の設立も大きな注目を集めました。
激しい交渉を経て、採択された「グローバル・ムチロン(Global Mutirão)」と題したCOP決定文書では、化石燃料からの転換や森林破壊の停止・回復に関するロードマップを作るという文言は入らないまま採択となりました。一方で、正式な交渉プロセス外のイニシアティブとはなりますが、議長国自身がこれらのロードマップに関する国際的な議論の場を設定し、COP31で報告すると発表しています。また、適応資金を3倍に増額する目標についても、目標年を2030年から2035年に5年先延ばしとなったうえ、先進国に資金拠出の努力を呼びかける努力目標にとどまりました。
また、COP30ではアメリカ連邦政府の参加はありませんでしたが、アメリカの存在感を発揮していたのは同国の非国家アクターです。カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事などが登壇し、連邦政府不在の中でも、アメリカの脱炭素化に対する意気込みを示していました。
これらの結果はどのように受け止めて、今後に活かしていけるでしょうか?日本の経済やビジネス環境に大きな影響を及ぼすパリ協定を巡る議論について、WWFジャパン小西雅子、山岸尚之、田中健、田沼俊剛が解説します。ご一緒に考えていけるように、皆様からのご質問を受けての対話の時間も取っております。どうぞ奮ってご参加ください。

開催概要

日 時 2025年12月8日(月)15:00~16:30

形 式 teams ウェビナー 

主 催 WWFジャパン

申込先  
https://events.teams.microsoft.com/event/63ce06b6-f92c-4760-b4a6-94a9e1f52d81@b292bc8d-cfa7-428b-8d5a-50cbf5594606

※お申し込み後、参加URLを含むメールが届きます。

当日のスケジュール(仮)

時刻 内容 担当
15:00 ウェビナー開始 WWFジャパン 羽賀秋彦
15:05~15:25 COP30現場の様子と非国家アクターの動向、非国家アクターの盛り上がり WWFジャパン 田中 健
15:25~15:45 COP30の成果① WWFジャパン 小西雅子
15:45~16:00 COP30の成果② WWFジャパン 山岸尚之
16:00~16:10 COP30の成果③TFFFの今後の期待 WWFジャパン 田沼俊剛
16:10~16:30 質疑応答  

登壇者プロフィール

田中 健 WWFジャパン 気候・エネルギーグループ 非国家アクタープロジェクト担当
福岡県庁、経済産業省で廃棄物管理やリサイクルなどの環境保全行政に従事、日本のリサイクル企業の海外ビジネス展開を支援。その後、日本科学未来館にて科学コミュニケーターとして、国内外の科学館、企業、研究機関などと連携し、科学技術や研究者と一般市民をつなぐ様々なプロジェクトを担当。2018年8月から現職。気候変動イニシアティブ(Japan Climate Initiative: JCI)等、企業や自治体など非国家アクターの気候変動対策の強化に取り組む。九州大学理学府分子科学専攻にて修士課程(理学)修了。

小西 雅子 WWFジャパン 専門ディレクター(環境・エネルギー)
昭和女子大学特命教授(2017年~)兼務。

中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005年に国際NGOのWWFジャパンへ。専門は国連における気候変動国際交渉及び環境・エネルギー政策。2002年国際気象フェスティバル「気象キャスターグランプリ」受賞。環境省中央環境審議会委員。環境省カーボンプライシングの活用に関する小委員会委員。近著『気候変動政策をメディア議題に―国際NGOによる広報の戦略』(ミネルヴァ書房2022)、『地球温暖化を解決したい―エネルギーをどう選ぶ?』(岩波ジュニアスタートブックス2021)など。博士(公共政策学・法政大)。米ハーバード大修士課程修了。気象予報士。

山岸 尚之 自然保護室長(気候エネルギー・海洋水産・生物多様性・金融)
立命館大学国際関係学部に入学した1997年にCOP3(国連気候変動枠組条約第3回締約国会議)が京都で開催されたことがきっかけで気候変動問題をめぐる国際政治に関心を持つようになる。2001年3月に同大学を卒業後、9月より米ボストン大学大学院にて、国際関係論・環境政策の修士プログラムに入学。2003年5月に同修士号を取得。卒業後、WWFジャパンの気候変動担当オフィサーとして、政策提言・キャンペーン活動に携わるほか、国連気候変動会議に毎年参加し、国際的な提言活動を担当。2020年より自然保護室長。

田沼 俊剛 WWFジャパン 森林グループ
外資系コンサルティング会社で11年間勤務し、金融セクターおよびエネルギーセクター向けに業務改革、組織改編、事業戦略策定など幅広い支援を提供する。英国本社のエネルギー戦略チームへの出向、国内における電力自由化チームの立ち上げを経験し、その後WWFジャパンへ入局。 オーストラリアおよびブラジルの森林保全、国内企業のサステナブル調達を担当。米イェール大学環境大学院にて環境マネジメント修士課程修了。

羽賀 秋彦 WWFジャパン 気候・エネルギーグループ 
環境省、在ベトナム日本国大使館(環境担当)勤務の後、2023年1月にWWFジャパンに入局。気候変動・エネルギーに関する企業連携やSBTi関係などを担当。上智大学法学部地球環境法学科卒(法学士)、英国ケント大学ダリル保全生態学研究所にて修士号取得(MSc in Conservation Ecology)。

イベント詳細

日時 2025年12月08日(月) 15:00 ~ 16:30
場所 teams ウェビナー
内容 上記開催概要の通り
主催 WWFジャパン
お申込み・お問合せ https://events.teams.microsoft.com/event/63ce06b6-f92c-4760-b4a6-94a9e1f52d81@b292bc8d-cfa7-428b-8d5a-50cbf5594606

※お申し込み後、参加URLを含むメールが届きます。

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